たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「フランス式庭園とメタセコイア並木」

2020年11月25日 16時47分17秒 | 散歩・ウオーキング

数年前より 11月下旬から12月上旬頃には、毎年のように 神奈川県相模原市に有る県立相模原公園を訪れている。お目当ては フランス式庭園とメタセコイア並木だが、今年はまだ訪れていない。
昨年以前の写真が 外付けHDに眠っており、以前「デジブック」にしていたが その「デジブック」、今年3月で終了してしまい、その代わりにということで、10枚だけ引っ張り出して 「ZUISO」にしてみた。


ZUISO 「フランス式庭園とメタセコイア並木」 → こちら


 

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映画 「隠し剣 鬼の爪」

2020年11月24日 19時42分44秒 | 暮らしの記録

当地、今日は 朝の内 曇で 次第に青空が広がったものの、
天気予報通リ 再び 午後からは 曇ってきて 
時々 小雨が降る天候だった。
キョウヨウ無し、キョウイク無し・・・、
夕暮れ時になってから
「録画してある映画でも観る?・・・」
テレビ奉行の妻から声が掛かり
久し振りに 映画鑑賞と相成った。

今日は 何を?
最近録画したリストを見ると、 
藤沢周平原作、山田洋次監督の時代劇映画「隠し剣 鬼の爪」が有り、
それを観ることに決定。
普段、テレビは ニュース、天気予報等をチラ見する程度で 1時間、2時間・・・、テレビの前に腰を落ち着けることは無い爺さんだが、妻が これはという映画や山の番組等を録画しておいてくれるので 時々 その恩恵?に預かっている。


 

原作 
藤沢周平
   短篇時代小説「隠し剣孤影抄」に収録の
「隠し剣鬼の爪」「邪剣竜尾返し」と
やはり短篇時代小説「時雨のあと」に収録の
「雪明かり」を 
   山田洋次氏と朝間義隆氏が 共同で脚色した作品。

監督・脚本 
山田洋次

主な出演者 
永瀬正敏、松たか子、小澤征悦、吉岡秀隆、田畑智子、高島礼子、
田中泯、田中邦衛、倍賞千恵子、笹野高史、織田俊樹、
小林稔侍、緒方拳、神戸浩、光本幸子、

公開日 
2004年10月30日

配給 
松竹

キャッチコピー 
「幕末。愛に生きる侍がいた」

(ネットから拝借画像)

山田洋次監督作品らしく 随所にユーモア、笑いが有るものの 壮絶な死闘場面も有り、娯楽時代映画としては 最高な作品だと思う。
第28回日本アカデミー賞の「最優秀作品賞」「優秀監督賞(山田洋次)」「優秀脚本賞(山田洋次、朝間義隆)」「優秀主演男優賞(永瀬正敏)」「優秀主演女優賞(松たか子)」「優秀助演男優賞(吉岡秀隆)」等々 数々の受賞歴がある。

 

 


藤沢周平著の「隠し剣孤影抄」、「時雨のあと」共 この1~2年の間に読んでいる書なのだが、記憶力減退爺さん、ストーリーもなにもかもすっかり忘れており、しかも映画は 脚色されたものでもあるため、まるで違った作品を観る如しだった。総合芸術の「映画」の印象の方が強く、この作品のイメージが そのまま記憶に残ってしまうような気がしている。

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春に咲いて秋にまた咲く花?

2020年11月24日 09時19分46秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

国民年金頼り、質素、倹約を旨とした暮らしをしている老夫婦、ここ10年来、新たに花を買ってきて植えたりすることもしなくなっている。「花と庭の係」の妻は もっぱら 以前から有る花の面倒をみながら 四季折々、開花を楽しんでいる風である。
今年の春先、業者から 景品で1個の鉢植えの花をもらった。見たことも無い、知らない花で 大した花でないことは明白だったが 久し振りの「新入り」、ベランダに並べたものだが、調べてみると その花の名前は「バコパ」。
早速 5月には開花し 「写真を撮るだけ係」の爺さん、ブログにも書き込んだことがあるが、その後、庭先に出していた「バコパ」、昨日 また開花しているのに気が付いた。
どうも 春に咲いて秋にまた咲く花のようだ。
目立たない、小さな白い花だが 晩秋、まるで 花っ気が無くなっている庭先で ひそかに咲く「バコパ」、健気な花でもある。

バコパ

オオバコ科、ステラ属、多年草
別名 ステラ
原産地 南アフリカ
花色 白、ピンク、紫、薄青
草丈 10cm~20cm(這い性)
開花期 3月~6月頃、9月~11月頃、
花言葉 「小さな強さ」、「心がなごむ」、「愛らしい」

 

 

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勤労感謝の日に非ず、勤労の日

2020年11月23日 17時27分16秒 | 畑日誌(見様見真似の野菜作り)

当地 午前中は 晴れていたが 次第に曇ってきて
午後には 青空も見えなくなってしまった。
でも 雨は降りそうになく
やっぱり 水やりに行かないと・・、
ここのところずっと雨無しが続いており
畑地は カラカラ、カチカチになっているはず・・・、
午後になってから やおら重い腰を上げ
畑へ Go!と相成った。

(1)タマネギ、のらぼう菜、イチゴ、小松菜、ホウレンソウ 等々に
   たっぷり水やり

(2)大根の土寄せ

(3)大根、小松菜、ホウレンソウ 収穫

早速 妻は 小分けにして お裾分けの段取り・・・、
91歳で一人暮らししている 前のお宅のおばあちゃんにも・・・、

雨が降らない日が続くと たちまちカチカチになってしまう土質の畑地、
雨が降った日の翌日の作業と比べて 2倍、3倍は疲れる。
またまた 足、腰、痛!、痛!、
勤労感謝の日に非ず、勤労の日になってしまった。

白菜は もうちょっと かな?

 

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「追想 晩秋の新宿御苑 プラタナス並木」

2020年11月23日 10時22分05秒 | 懐かしいあの曲

2年前の2018年11月18日に訪れた新宿御苑、
毎度のこと、コンデジでやたら撮った写真は 以前「デジブック」にしていたが 「デジブック」は今年3月で無くなってしまい、外付けHDに眠ってしまっている。
紅葉、黄葉の見頃、絶好の行楽シーズンの今日この頃ではあるが 基本 家籠もりになっている爺さん、古い写真の整理等しているところだ。
新宿御苑の「プラタナス並木」の写真の中から10枚を引っ張り出して ZUISOにしてみた。


ZUISO「追想 晩秋の新宿御苑 プラタナス並木」こちら

(注)「スライドショーで見る」をクリックする → 終了する場合は  「ESCキー」を押し → 「✕」で閉じる。


「鈴懸の径」 演奏・鈴木章治とリズム・エース (YouTubeから共有)

 

 

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安住洋子著 「しずり雪」

2020年11月22日 22時16分47秒 | 読書記

図書館から借りていた 安住洋子著 「しずり雪」(小学館)を 読み終えた。随分前に どなただったか記憶曖昧になっているが コメントをいただき おすすめいただいた時代小説で、ふっと気が付いて借りてきたものだ。1999年に 第3回長塚節文学賞短篇小説部門大賞を受賞した作品なのだそうだ。もちろん、読書初心者とて 安住洋子氏の著作を読むのは 初めてのこと、その作風も知らず分からずだったが 随所に やや説明文が長過ぎる感を受けたものの、時代小説の面白さを十分堪能出来る作品だと思った。

安住洋子著 「しずり雪」

本書は 「しずり雪」、「寒月冴える」、「昇り龍」、「城沼の風  (一)虎落笛、(二)浅霧」、4篇からなる短篇集のような構成になっているが 4篇に 決して主人公では無い 岡っ引きの友五郎が登場し、緩い繋がりを持たせているという作品である。

「しずり雪」
主な登場人物 孝太・・蒔絵職人
         お小夜・・孝太の女房
         作次・・孝太の幼馴染
         友五郎・・岡っ引き
老中水野忠邦の天保の改革により奢侈取締りが始まり贅沢品娯楽品禁止され江戸の町が火が消えたようになり 蒔絵職人孝太も仕事が無くなってしまった。うまい話を持ち込んできたのは 幼馴染の作次。岡っ引きの友五郎がやってきた。「おまえ、作次って知ってるな」、作次は殺されるが、友五郎は粋な計らいをする。顔を上げると 枝から絶え間なく雪がこぼれ落ちていた。

「寒月冴える」
主な登場人物 高橋淳之祐・・小石川養生所の医師
         おえい・・小石川養生所賄所で下働きする娘
         荘介・・千駄木団子坂下の田圃に突き落とされ死んだ男
         長吉・・荘介の同居人、
         おきみ・・荘介の妹
         おやえ・・おきみの娘
         友五郎・・岡っ引き
高橋淳之祐は医師でありながら 荘介が死の直線言い残したの願いを叶えるべく、友五郎と共に探索、おきみは死んでおり、その娘おやえは?、淳之祐は友五郎に酒をついだ。友五郎は分厚い手で淳之祐の背を叩いた。三日月だけが雲の切れ間から煌々と輝いていた。

「昇り龍」
主な登場人物 おさと・・小間物屋春日屋勘助の妻
         勘助・・おさとの夫(実は 三之助)
         留蔵・・おさとの父
         松吉・・大工
         庄三・・左官屋
         貞次・・盗人
         五十幡真吾・・定町廻同心
         友五郎・・岡っ引き
         新助・・友五郎の下っ引き
         高橋淳之祐・・小石川養生所の医師
         矢源太・・?
おさとが夫勘助と別れて父親留造の面倒をみようと思っていた矢先のこと、留造が何者かに襲われ、庄三と松吉が担ぎこんできた。岡っ引きの友五郎は 小石川養生所の医師高橋淳之祐に手当を頼むが・・・、留造の背中には 昇り龍の刺青。留造を襲った三人組の一人が水死体で見つかり・・、留造が死の直前、言い残した「矢源太」とは?、夫勘助が伊勢に行くと言う。

友五郎、新助の探索が続き・・、まさか、、まさか。松吉はおさとの手をとった。おさとの目に涙が溜まっていく。
   
「城沼の風 (一)虎落笛、(二)狭霧
主な登場人物 浅丘祐真・・沢木祐三郎の息子沢木太一郎(祐真)・浅丘家の養子
         浅丘新右衛門・・町火消人足改与力
         野江・・新右衛門の妻
         千歳・・平松勝蔵の娘・浅丘祐真の妻
         平松勝蔵・・養生所見廻同心
         美之里・・平松勝蔵の妻・千歳の母、
         五十幡弘江・・五十幡真吾の娘・千歳の親友、
         五十幡真吾・・定町廻同心
         友五郎・・岡っ引き
         羽鳥誠志郎・・浅丘祐真(沢木祐真)と道場仲間、幼馴染、
         沢木祐三郎・・浅丘祐真の父、高石藩勘定方
         美代・・沢木祐三郎の娘・浅丘祐真(沢木祐真)の姉
         吉野貴久・・美代の夫
         秋葉銀十郎・・高石藩勘定方・沢木祐三郎と同僚、
                                 筆頭家老安藤國の遠縁、

         水木麻右衛門・・高石藩勘定方・沢木祐三郎と同僚
         遠野朔之丞・・高石藩番頭、
物語は 足尾の山並みが見え、城沼の風景が広がる高石藩の勘定方、藩庫管理を携わっていた沢木祐三郎が同僚の秋葉銀十郎の不正を見抜き詰め寄ったが、殺されてしまうところから始まっている。主人公は 祐三郎の息子太一郎(元服後沢木祐真、後に浅丘家の養子となり浅丘祐真)。不正が明るみになっては藩の存亡に関わる事件、祐三郎の同僚水木麻右衛門は 筆頭家老安藤照國の差し向けた刺客に殺され、安藤の遠縁の秋葉銀十郎は断罪されなかったものの謹慎処分後出奔、祐三郎の遺児祐真は 番頭の遠野朔之丞の差配で江戸へ。祐真は 町火消人足改与力浅丘新右衛門の養子となり、養生所見廻同心平岡勝蔵の娘千歳を結婚するが 父親の仇、秋葉銀十郎を見かけてから 幸せな家庭生活と仇討ちへの思いの間で一人葛藤する。羽鳥誠志郎が江戸詰めとなり再会。定町廻同心五十幡真吾、岡っ引き友五郎の存在にも気が付くのだが・・・、

「千歳に城沼を見せたいのだ」、祐真は空を仰いだ。城沼に吹く風を思い出し、祐真は目を閉じた。千歳も立ち止まり、祐真の視線を辿った。


「しずり雪」の姉妹作として 岡っ引き友五郎を主人公にした 安住洋子著「夜半の綺羅星」が有るとのことを知った。いずれ読んでみたいと思っている。


 

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「追想 秋の京都 金戒光明寺」(再)

2020年11月22日 11時49分25秒 | 旅行記

丁度10年前の今日、2010年11月22日に 旅行会社の格安バスツアーで訪れた秋の京都、その内の一つ、金戒光明寺の写真、集合時間を気にしながら、コンデジでやたら撮した拙劣写真ばかりだが、以前 「デジブック」にもしていた。「.デジブック」が 今年3月で無くなったため、写真は 外付けHDに眠ってしまっている。紅葉のシーズンも 基本、家籠もりの今日この頃。
キョウヨウ無し、キョウイク無し、
やおら その気になって その中の10枚を引き出し、「ZUISO」にしてみた。
古い写真を眺めて懐かしむなんてことは 老人の最も老人たるところだと自嘲しなからも もう少し写真整理をしていこうと思っているところだ。


ZUISO「追想 秋の京都 金戒光明寺」 →   こちら


 

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「世界は日の出を待っている(The World is Waiting for the Sunrise)」(再)

2020年11月22日 09時16分03秒 | 懐かしいあの曲

11月も下旬、快晴の三連休中日、絶好の行楽日和、
今日も 全国各地の行楽地は 大混雑が予想される。

高齢者家で過ごすに如くは無し

ベニー・グッドマン(Benny Goodman)演奏の「世界は日の出を待っている(The World is Waitng for the Sunrise)」 (YouTubeから共有)

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寒暖の差激しく

2020年11月21日 22時14分46秒 | スイミング

アオギリ(青桐)の実


当地 今日も晴れて 最高気温は20度前後、
温かい1日だったが 今夜から明朝に掛けては かなり冷え込むようだ。
明朝の予想気温は 5度。
5度以下の気温になるとダメージを受けてしまう屋外の君子蘭等の鉢植え植物を 急遽室内に運び込んだ。
当分、寒暖の差激しい日が続きそうだ。


腰の具合、体調 イマイチ、
キョウヨウ無し、キョウイク無し
今日は ずっと家籠もりだったが
少しは 動かないと・・・・、
こんな日こそ 泳いで来るべし・・・
夕方になって やおら 重い腰を上げ、
19時~20時のスイミングクラブ成人クラスレッスンに出席、
先程 帰ってきたところだ。
今日は E指導員による平泳ぎ中心のレッスン
毎度 同じように、基本、基本の繰り返しだが
特に 手のかき方、形、タイミング、
ストロークをチェックされた。

平泳ぎ・ストローク (YouTubeから共有)

三連休初日のせいか、欠席者も多く、
レッスン終了後 居残ったのは 女性3人、男性1人だけ、
疲れを知らない女性陣の後ろにくっついて
5秒間隔スタート、クロール 50m✕10本、4種目 25m✕4本
なんとか 泳ぎ切って引き上げてきた。

 

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み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり

2020年11月21日 09時39分45秒 | 懐かしい小倉百人一首

(2016年11月17日 国営昭和記念公園)


昨年 書棚に詰め込まれていた古い書籍、辞書等を 大胆に整理処分したことが有ったが、その際に 多分 長男か次男かが学生時代に使っていたものに違いない 文英堂の「小倉百人一首」(解説本・参考書)が 目に止まった。パラパラと ページを捲ってみたところ、なかなか 詳しく、分かりやすく、子供の頃、正月になると、必ず家族でやっていた「百人一首かるた取り」を思い出して懐かしくなり、「今更 向学心?」なーんてものではなく ブログネタに?、頭の体操に?等と思い込んで 処分せず、以後座右の書にしてしまっている。「小倉百人一首」は 奈良時代から鎌倉時代初期までの百人の歌人の歌を 藤原定家の美意識により選び抜かれた秀歌であるが 時代が変わっても 日本人の心情が呼び起こされるような気がする。
季節は 秋。「小倉百人一首」で、季節を詠んだ歌の中では 「秋」を詠んだ歌が 最も多いという。今も昔も 秋は 日本人の心情を映す季節なのかも知れない。「秋」を詠んだ歌、昨年の秋にも 一部取り上げていたが その続きをしている。


百人一首で「秋」を詠んだ歌 その14

み吉野の 山の秋風 さ夜更けて
ふるさと寒く 衣うつなり

出典 新古今集(巻五)

歌番号
94

作者
参議雅經(さんぎまさつね)

歌意
吉野の山から秋風が吹き下ろしきて
夜も更けて この古い都であった里は
いっそう寒くなり、
折しも 砧で衣を打っている音が
寒々と聞こえてくることよ。

注釈
「み吉野」・・奈良県吉野町あたり。「み」は美称の接頭語。歌枕。
「さ夜ふけて」・・夜が更けて。「さ」は美称の接頭語。
「ふるさと」・・「ふるさと」は 単なる故郷や古い里の意味でなく、
旧都、古京の意味。
「寒く」・・「ふるさと寒く」と「寒く衣打つなり」、
両方に掛かっている。
「衣うつ」・・「砧(きぬた)打つ」と同意。
木または石の上で布を槌で打って柔らかくすること。
「なり」・・詠嘆を込めた断定または推定。

新古今集の詞書(ことばがき)によると、
「擣衣のこころ」を 詠んだ題詠とされている。

参議雅經(藤原雅經・飛鳥井雅經)
刑部卿藤原頼經の子、
蹴鞠の飛鳥井家の祖、
新古今集の選者、
歌集「飛鳥井集」がある。


参照・引用
小町谷照彦著「小倉百人一首」(文英堂)

 

 

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