今日11月29日で 初めてブログなるものを始めてから 丁度9年半になる。よくも 続いたものだと我ながら感心もするが、開設当時からずっと、多分、本来のブログの意味合いから若干ずれた考え方で続けてきたような気がしている。
それは ブログを あくまでも 記憶力減退爺さんの老脳に代わる「自分のための記憶補助ツール」として活用していることだ。
当ブログは ふっと思い浮かんだことを忘れない内に書き込むメモのようなもの、備忘録、日記、日誌、雑記録、回顧録、自分史の類で その都度、「引き出し」(ブログ カテゴリー)に 放り込んでいる。
後日 ある事を確認したい場合は 「あーだ、こーだ」言ってるより 「ブログ内検索」すれば 一瞬にして過去の記事が引っ張り出せることを 大いに活用しているのだ。
例えば 「◯◯の種蒔きした日、昨年は?、一昨年は?・・・」、「◯◯へ行ったのは ?年?月だっけ」、「◯◯って花 どんな花だっけ?・・・」、「◯◯◯◯著の読んだ本は?」・・・・・、
サッと分かり、あたかも記憶力抜群の爺さんの如くの顔が出来てしまう。
ほとんど記憶があてにならなくなっている後期高齢者、老夫婦には 強ーい味方になってくれており 「ブログ内検索」 様、様、なのだ。
もし メモや備忘録、日記等を 紙ベースに書き込んで保管したとしたら 9年半では膨大な量となっているはずで、しかも 後日 ある事を確認しよう等としても 探し出す等は容易なことではないと思う。その点 デジタルは 有難い。
さらに、「ブログ カテゴリー」であれば 自分が生きている間だけの「引き出し」。ほぼ無限に収納出来て溢れることは無く、しかも、ブログ解約等すれば 一瞬で片付いてしまう。大量のゴミと化してしまう紙ベースのメモや備忘録、日記等の類のように 遺された者の苦労も無かろうというもの。今の時代、それでいいのかも知れないと思っているところだ。
「非常識的」なブログにはならないように 常に注意はしているが SNS的性格(ソーシャル・ネットワーク的性格)を持つ「常識的」なブログを目指している分けでもなく、勝手に 自分のための記憶補助ツールとして活用しているブログ、「不常識的」なブログではなかろうかとも思う。