古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

たべもの芳名録   神吉拓郎

2018-03-30 09:54:59 | 小説の紹介
新潮社   昭和54年。



サラダは水っぽくて食べられたもんじゃない、という。食通らしい


意見だ。昔の人はこういう見方をするのか、と玉子について書いて


あることを見て思ったり。


食について、24コの文章が載っている。どれも、読んでいて、おも



しろいし、ためになるものばかりである。


食についての取り組み方が検証できて、いいのでは?


小説として読むも良し、エッセイとしても、うまいものの話しとして


楽しめる。


大根の話しが印象に残って、ホタテの貝柱と大根プラスマヨネーズが


うまいと言っている。嫁に行く人は覚えておくと良い、とまで書いてあ


った。ボクは試してはいないが、確かにうまそうである、な。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする