新潮文庫 昭和六十年
本の雑誌に連載していたものらしい。
布団がお好きだったらしいが、布団はボクも好きだ。
布団というか敷き布団が好きなんですね、ボクは。
相変わらず、息子さんはいい薬味になっている。
アヒルの子で白鳥のどこがいいの? アヒルに悪いじゃん、
は傑作である。
そういうものの見方ができる息子に育てた洋子さんはさすが
である。
いい線いってるよ、ホント。
それと、おかしいのが、顔が柴犬で体がダックスフンドという佐野
さん家の犬。
犬は基本NGなのだが、そんなヘンテコな犬なら、許せる。
マア、なにを許すのかわからんが。
お父上の話も何度もされているが、昔の父上って、偉そうだったのだな
となぜかチチのいなかったボクなんかは面白いな、と思って読んだ。
それにしても、佐野さんのエッセイ、中毒性高いな。
(鶴岡卓哉)
本の雑誌に連載していたものらしい。
布団がお好きだったらしいが、布団はボクも好きだ。
布団というか敷き布団が好きなんですね、ボクは。
相変わらず、息子さんはいい薬味になっている。
アヒルの子で白鳥のどこがいいの? アヒルに悪いじゃん、
は傑作である。
そういうものの見方ができる息子に育てた洋子さんはさすが
である。
いい線いってるよ、ホント。
それと、おかしいのが、顔が柴犬で体がダックスフンドという佐野
さん家の犬。
犬は基本NGなのだが、そんなヘンテコな犬なら、許せる。
マア、なにを許すのかわからんが。
お父上の話も何度もされているが、昔の父上って、偉そうだったのだな
となぜかチチのいなかったボクなんかは面白いな、と思って読んだ。
それにしても、佐野さんのエッセイ、中毒性高いな。
(鶴岡卓哉)