古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

雑記+新 私の歳月 池波正太郎

2025-01-23 02:10:35 | 本の紹介

中居正広・考と題し、考察を深めたが、なんか

 

バカバカしくなり、正論をぶち上げてもなんも

 

面白くもない、と取り下げてしまった。

 

さあ、気を取り換えて、池波正太郎氏のレビュー

 

です。

 

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講談社文庫 1986年

 

池波氏と云う人はとてもモダンな感覚を持ってるし

 

気も細やかに使えるし、それを人に薦めている。

 

若くして、ギャンブルにのめり込み、使えない程、

 

カネを稼いで、使ってしまった、と云うか、使い

 

道がないので、女にやってしまったらしい。

 

妾みたいなものだろうが、池波氏も17歳とかだ。

 

十六で、吉原に登楼したと云うから早熟だ。

 

母には堅く堅くと云う教えだったので、株をやったり、

 

博奕をやったりして荒稼ぎをしていることを云う訳にも行かず

 

家を借りて、金庫に金を入れていたらしい。

 

先日、藤枝梅安の映画を丁度視て、橋の上から下の

 

船に飛び降りて、殺すやつの話しとかをしていて、

 

あれは梅安の見どころのひとつだったのでしょう。

 

池波氏の文章はとても心地いいし、一流と云う人の

 

おカネの使い方は際立っている。チップやのし袋を

 

持つと云うけれど、私めにはとても真似の出来ない

 

ことだ、と恐れをなしたのだった。

 

(読了日 2024年12・21(土)22:42)

                (鶴岡 卓哉)

 

 

 

 


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