講談社文庫 1988年
SFで東京のゴミ回収の機能が失われたら、という設定で
描かれている。
それはデテールまで凝っていて、こういう短編のコツは
異常に細かいところを描くっていう、ところ。
ゴミ問題は、けど、大切に考えなきゃいけないことだ。
いつも思うのは、プラゴミの多さ。このプラゴミが大量に
でることこそ大問題だな、減らしたくても、食料品が何重に
もプラで包装されているのだから、個の力で減らせと言われても
無理だ。ここは企業単位で工夫してもらわないと。あと、思うのは
アマゾンの過重包装の問題、これもなんとかしていただきたい
重要案件なんではないか、などと思っている。
(読了日 2023年1・15(日)16:45)