古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

選考経過    椎名誠

2023-02-19 11:20:16 | 小説の紹介

日本のインテリゲンチャには汚物に対する信仰が

 

あるみたいで、芥川賞なんかでも、何度かすごく

 

汚いうんこびちゃびちゃ小説が受賞したりする。

 

ぼくはすごく下品だし、汚いことだと思うのだけれ

 

 

どね。

 

ここでも、「排泄図書」と題される汚物小説が取りざ

 

たされるが、こういう感じで評価されてたり、そうじゃ

 

なかったりするのか、と思う。

 

選考経過の作家の先生方と思われる人々の言動を追った

 

この短編。横文字が効果的に使われていておもしろい。

 

ネクロフィリア状況や、メタモル派、チビクロサンボ主義と、

 

ぼくにはさっぱり意味の分からない言葉が次々にでてくる。

 

が、なんか楽しい。

 

ぼくの小説、今頃、選考されてんだろうな、と思いながら

 

読んだ。

 

      (読了日 2023年1・16(月)19:12)

 

コメント
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