古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

くらしとことば 吉野弘

2024-10-02 16:41:43 | 本の紹介

河出文庫 1981年

 

2014年に亡くなった吉野氏のエッセイ本だ。

 

吉野氏は生前、高名な詩人で、奈々子さんと万奈

 

さんという二人の娘さんがいたらしい。な、という

 

音は女らしいとおもっていたそうで、七月七日に

 

生まれたらしい。このエッセイは主に1975・

 

76年に書かれている。社長業を数年やっておられた

 

らしいが、ほんものの詩人に商売はムリだろう。

 

倒産してしまったらしい。あらゆる方面に目がついていて

 

バスの中とか、アンテナを張りまくっていたことが

 

伺われる。詩人らしい新鮮な目で、色んな物事を見て

 

いて、読んでいて、ほーっ、と頷いていた。

 

(読了日 2024年9・9(月)14:16)

               (鶴岡 卓哉)

 

 

 

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