読了したのが8・16(水)なので、こういうのも
読んだっけなあ、と言う感じである。
文学賞が〆切間近で、こんなもの(といっていいのか……)
を書いていていいのか、と思うが、書いちゃうんですねえ。
角川文庫 1996年
小学生の頃からの食にまつわる自身のエピソードを
おもしろいおかしく語っている。ひとつひとつ拾っていきたく
なるエピソードだが、丸ごとスイカと言うエピソードが割と
スキだった。あまり気に入らないお見合いの相手が若子さん
が風邪を引いた時、丸ごとのスイカを持ってきたというのだ。
若子さんは農家の娘で幼いときは庭にスイカがゴロゴロして
いたという。とにかく、この丸ごとスイカを持ってきてくれた
のが縁で結婚することになったという。心温まる話だし、一見、
フツーの話しに思えるが、こういう、心温まるエピソードを
書ける人ってなかなかいまの時代、いないと思う。どのエピソ
ードもどこかほっこりとしてきて、ちょっと笑っちゃう。
んまんま、と言うふざけた軽めのタイトルだけど、人間を
見つめた良書だと思う。
読んだっけなあ、と言う感じである。
文学賞が〆切間近で、こんなもの(といっていいのか……)
を書いていていいのか、と思うが、書いちゃうんですねえ。
角川文庫 1996年
小学生の頃からの食にまつわる自身のエピソードを
おもしろいおかしく語っている。ひとつひとつ拾っていきたく
なるエピソードだが、丸ごとスイカと言うエピソードが割と
スキだった。あまり気に入らないお見合いの相手が若子さん
が風邪を引いた時、丸ごとのスイカを持ってきたというのだ。
若子さんは農家の娘で幼いときは庭にスイカがゴロゴロして
いたという。とにかく、この丸ごとスイカを持ってきてくれた
のが縁で結婚することになったという。心温まる話だし、一見、
フツーの話しに思えるが、こういう、心温まるエピソードを
書ける人ってなかなかいまの時代、いないと思う。どのエピソ
ードもどこかほっこりとしてきて、ちょっと笑っちゃう。
んまんま、と言うふざけた軽めのタイトルだけど、人間を
見つめた良書だと思う。