「「素敵な活字中毒者」椎名誠選」所収。 集英社文庫
昭和五十六年
1909年3月生まれ、戦争に昭和十九年に
応召され、行っている。
フィリピンで俘虜となり、一年間収容所生活を
送り、その後、作品にした「俘虜記」で横光利一賞
を受けている。
最も有名なのは、「野火」だろう。
冬眠日記は文学界の「成城だより」に収録されて
いる。昭和五十五年の一月九日からはじまり、二十一
日まで書いたのが載っている。
一日、十時間以上眠り、病院に通っていて、糖尿病が
問題らしい。風邪をスナックでもらい、引いてしまっている。
難しい文学的諸問題について考察しているが、私めには
全く理解できませんでした。
でも、楽しかった。先生と呼ばれる人の頭の中、どうなって
おるのでしょう。1988年没、79歳、RIP。
(読了日 2024年11・27(水)19:27)
(鶴岡 卓哉)
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