花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

池田町の文化遺産3/4 閻魔堂十王群像

2013年11月19日 | 趣味

      

池田町六之井にある閻魔堂である。正道寺の山門の脇にある。普段は扉が閉じられているようで見過ごしてしまいそうなところにある(写真1)。代々六之井村の庄屋を務めていた五十川家の加藤次定政が江戸から持ち帰ったものと伝えられている▼像容、技法などから寛文年間(1661~1673年)頃と考えられている。写真2は開扉された閻魔堂の十王像群である。地蔵十王経に基づく冥界の姿を具体的に現したものである。写真3は閻魔大王である。冥界の王として死者の生前の罪を裁く神とされている▼面白いと言っては何だが写真4は初めて見聞きすものである。左側は鏡であるが顔を映すと生前の行いが見えると言われる。そして右に見えるのは秤で生前の行いの悪さがわかるようだ。どちらもチャレンジはしたくない▼子供の頃、”嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる”と親から教えられた。ある時、悪友との会話で”今まだ、舌はあるので嘘をつかなかった”と言うと、”二枚舌どころではなく、何枚も舌が持っているんだ”と返された。う~ん、悔しいが妙に納得の言葉である。

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