雪の多い我が郷だが、今期は5cmぐらいの積雪までだった。が、今回は大雪に。数年ぶりの積雪、もう40cmを超えているように見える。会社をリタイヤした身としては出掛けることもなく、のんびり雪景色を楽しんでいれば良いのだが心配も。雪の重みにより木々が折れる、更に心配なのはビニールハウス。雪落としをしたいのだが、無情にも雪は止む間もなく降り続いている。
玄関脇両側に犬矢来がある。犬がいるわけでもないのだが京都の街並みを見ていると造りたくなり10年ぐらい前に据えた。竹の傷んだものをちょろちょろと変えてきたが暖冬の今年、造り変えるかと決断し先ず、大きい方から製作した。
そして、こちらは玄関に向かって左側にある高さ50cmぐらいのものだ。
犬矢来は色々な作り方があるようだが、我が家は真ん中を少し膨らませるため、真ん中辺りに角材を取り付け、5cmほど膨らみを持たせた。この犬矢来、以前は中に薪割り機を収納するため高さが1m20cmぐらいあったが収納を止めたため今回は1mとした。
そしてもう一つ、傷みの来ていた池のモーター及び照明に電気を供給する電源ボックスと照明の入れ物を作り直した。照明の屋根は孫が使用していたゆりかごのシートを用いた。ちょっと派手過ぎた・・・。
取付工事の時、その下方に紫色の花が咲いているのを見つけた、寒アヤメのようだ。寒あやめは4月から5月ごろに咲く菖蒲(アヤメ)と同じ形状だが茎高が低く、花は葉の中で咲いている感じだ。
冬の花と言えば山茶花・寒椿などが主流と思うがもう一つ、ビワの花も加えたい。地味な花だが11月ごろから蕾を付け始め、厳冬の今頃に花を付ける。この後、花は小さい実となり6月の実りまで青い実を膨らませていく。
ビワの葉は”辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)”と言う漢方処方にも配合され、鼻づまりの解消や鼻の炎症を鎮めるために用いられているようだ。また、民間薬としては咳止め・喘息の改善の他、肌への効能もあるようでビワ茶として売られている。江戸時代は清涼飲料水として琵琶葉湯売りが売り歩いていたようだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます