寒の戻りも三寒四温も感じないまま訪れた今年の春、今日も快晴で暖かい日だった。庭のチューリップが満開だ。チューリップと言えば地元宮地のチューリップ園は? と、気になり昼前に出掛けてみた。
宮地保育園を右手に見ながら北へ向かう。300mぐらい先に緑の中に色鮮やかな畑が広がる、チューリップ園だ。
真ん中の円形に植えられたところを中心に左右に筋状に植えられている。昨年にはなかった右側が増えている。
世話をしてくれた人がいたので聞いてみた。球根の数は約5万個とか!育ててくれた人々に感謝である。今年で3,4年目のように思うが球根の一つ一つも大きくなったか咲いてないところが全くない。一段とキレイになった。
色とりどりで艶やかだが花の形も色々あり、見ていて楽しくて飽きない。何時までも見ていたい気持ちだ。
帰路の道、ふと足元を見ると面白い形の花がある。ヒメオドリコソウだ。踊子草と言うもう少し大きくなる草花があり、それのミニチュア版と言うところだろうか。円形状に花を付け、これが踊り子何人かが円状に舞うように見えることからの名前のようだ。
疲れた足で我が家に辿り着く。長い距離を歩いたわけでもないのに座り込みたくなる、つくづく歳を感じる。水路の土手に蒲公英(タンポポ)が花を敷き詰めたように咲いている。近年、西洋タンポポが増えているようだが駆逐されるのを恐れ、女房殿が仇のように退治しているようで、この土手は日本タンポポばかりらしい。違いは花を見ただけでは区別がつかず、裏返して花顎で見分けるとのことだ。日本タンポポは顎が花に沿ってあるが、西洋タンポポはクルッと丸まっているとのこと。
では私も、と花を裏返す。ない、ない、それはそうだ退治の後だ。近くの田んぼの畦で探してみるとあったー、西洋タンポポである。花顎が茎の方に丸まっている。日本タンポポと比べてみた。左が日本タンポポだ。顎が真っすぐだ。西洋タンポポは繁殖力が強いようだ。日本タンポポが駆逐されてなくならないように私も微力ながら退治に協力しょう、と思う春の日差しの今日である。
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