生かされていた、ネオとトリニティ
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「マトリックス」の18年ぶりとなるシリーズ新章。
私、見るつもりではありましたが、さほど大ヒットの作品ではなかったので
急がなくともよいと思い、ついに無料で視聴できるまで待ってしまいました。
「マトリックス レボリューションズ」のその後の物語となっています。
その時に、ネオもトリニティも死んだはず・・・。
ところが、さすがにその頃より年をとってはいるのですが、2人は生きているのです。
つまりこれは、例によってコンピュータによって作られた仮想現実の世界。
トーマス・アンダーソン(=ネオ)(キアヌ・リーブス)は、
ゲーム・クリエイターの仕事をしており、
かつて「マトリックス」というゲームを大ヒットさせました。
しかし最近はヒット作を作ることができず、どうも少し精神を病んでいる様でもあります。
そんな彼の元へ突然現れた風変わりな女性が、
「この世界はマトリックスだ」と告げますが、
トーマスはすぐには受け入れることができません。
そんなある日、彼はカフェでティファニー(=トリニティ)(キャリー・アン・モス)という女性と出会います。
以前の記憶をすっかり無くしているトーマスですが、
彼女には以前会った気がしてならない。
何か不思議な感情がこみ上げてくるのですが・・・。
ティファニーも同じような思いが芽生えたように見えたのですが、
彼女には夫も子供もいて、2人で親しく話す間もありません。
こんな日常にいよいよ違和感を覚え、
トムはこの仮想現実を逃れ、「現実」の世界へ戻ることを決意。
現実の世界では、以前と同様、ネオはポッドの溶液の中で眠っていたのでした。
そして、トリニティも・・・。
なぜ2人は命を救われてまたここで眠り続けることになったのか、
マシーン側の狙いは・・・?
という風にストーリーは進んでいくのですが、結局私にはよく分かりませんでした。
ぜんぜんマトリックス界を理解できていなかったことが要因だと思います。
中途半端な理解で見ていたら、やっぱりここでの理論もよく分からないということか。
でもまあつまり、「愛は勝つ」といいたいのでしょうね。
なんだかなあ・・・。
なくてもよかった話かも。
<WOWOW視聴にて>
「マトリックス レザレクションズ」
2021年/アメリカ/148分
監督:ラナ・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ヤーヤ・アブドワル=マティーン2世、
ジョナサン・グロフ、ジェシカ・ヘンウィック
満足度★★★☆☆
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