12世紀後半から13世紀初頭にかけてのお墓や建物の柱跡が検出されました。また,青磁・白磁や銅鏡などの副葬品がお墓の中より出土しました。
日 時:平成20年9月27日(土)(雨天決行)
第1回説明会 10:00~12:00、 第2回説明会 14:00~16:00
場 所:曽於郡大崎町野方・志布志市有明町野神
内 容:遺跡の概要説明、遺跡の見学
[参考:鹿児島県立埋蔵文化財センター]
(履歴)2008年3月18日
志布志市大崎町・天神段遺跡 鎌倉時代の墓から副葬品続々
志布志市有明町野神の天神段遺跡で17日までに、枕元に中国陶磁器、胸に銅鏡、足元に石鍋など多様な副葬品が供えられた鎌倉時代の墓が見つかった。調査した鹿児島県立埋蔵文化財センターは、これほど多くの品を意識的に配置したのは珍しいとする。
同センターによると、出土したのは長さ2m、幅1mほどの土坑墓。頭部は北向きだったとみられ、枕元に中国産の青磁、白磁の碗や皿が7点並べられ、胸のあたりには直径約10cmの銅鏡や鉄器、中国産青白磁の小つぼが置かれていた。鏡の両面には漆塗りの木片が付着していたという。足元からも滑石製石鍋や鉄製紡錘車、土師器などが出土した。石鍋は大小2個が入れ子状態で見つかった。12世紀後半から13世紀初頭のものとみられるという。
同センターの平木場秀男文化財主事は「奇跡的な残り具合。当時の埋葬形態を知る上で参考になる」と話した。
同市と大崎町にまたがる天神段遺跡は東九州自動車道建設に伴い発掘、中世の掘立柱建物跡などが出土した。本年度の調査は19日に終了、現地説明会は開催しない。
[参考:南日本新聞]
日 時:平成20年9月27日(土)(雨天決行)
第1回説明会 10:00~12:00、 第2回説明会 14:00~16:00
場 所:曽於郡大崎町野方・志布志市有明町野神
内 容:遺跡の概要説明、遺跡の見学
[参考:鹿児島県立埋蔵文化財センター]
(履歴)2008年3月18日
志布志市大崎町・天神段遺跡 鎌倉時代の墓から副葬品続々
志布志市有明町野神の天神段遺跡で17日までに、枕元に中国陶磁器、胸に銅鏡、足元に石鍋など多様な副葬品が供えられた鎌倉時代の墓が見つかった。調査した鹿児島県立埋蔵文化財センターは、これほど多くの品を意識的に配置したのは珍しいとする。
同センターによると、出土したのは長さ2m、幅1mほどの土坑墓。頭部は北向きだったとみられ、枕元に中国産の青磁、白磁の碗や皿が7点並べられ、胸のあたりには直径約10cmの銅鏡や鉄器、中国産青白磁の小つぼが置かれていた。鏡の両面には漆塗りの木片が付着していたという。足元からも滑石製石鍋や鉄製紡錘車、土師器などが出土した。石鍋は大小2個が入れ子状態で見つかった。12世紀後半から13世紀初頭のものとみられるという。
同センターの平木場秀男文化財主事は「奇跡的な残り具合。当時の埋葬形態を知る上で参考になる」と話した。
同市と大崎町にまたがる天神段遺跡は東九州自動車道建設に伴い発掘、中世の掘立柱建物跡などが出土した。本年度の調査は19日に終了、現地説明会は開催しない。
[参考:南日本新聞]