国史跡・西条古墳群の一つ「人塚古墳」(同市山手2)では、加古川市教委文化財調査研究センターにより発掘調査進められているが、その現地説明会が22日に開かれる。
西条古墳群は、他に「行者塚古墳」(前方後円墳100m)と「尼塚古墳」(帆立貝形古墳 全長52m)の大型古墳3基を中心に形成される。いずれも古墳時代中期(5世紀初頭から前半)の築造とみられる。人塚古墳は帆立貝古墳で全長65m~75mとみられてきた。
今回の調査は1月初めより、古墳群を史跡公園として整備するのに伴い初めて実施したという。
調査の結果、後円部は直径60m、高さ12mという。前方部は短いとしているが、全長としてどう加味するのかは不明。葺石の状況や周濠の様子が確認できたとする。円筒埴輪、家形埴輪などの破片が出土し、5世紀前半ごろの築造とする。
また、堀の斜面から瓦窯跡が出土し、北東に隣接する県史跡・西条廃寺(7世紀~8世紀初頭建立、法隆寺式伽藍配)の屋根瓦を焼いた窯という。
[参考:毎日新聞、加古川市HP]
西条古墳群は、他に「行者塚古墳」(前方後円墳100m)と「尼塚古墳」(帆立貝形古墳 全長52m)の大型古墳3基を中心に形成される。いずれも古墳時代中期(5世紀初頭から前半)の築造とみられる。人塚古墳は帆立貝古墳で全長65m~75mとみられてきた。
今回の調査は1月初めより、古墳群を史跡公園として整備するのに伴い初めて実施したという。
調査の結果、後円部は直径60m、高さ12mという。前方部は短いとしているが、全長としてどう加味するのかは不明。葺石の状況や周濠の様子が確認できたとする。円筒埴輪、家形埴輪などの破片が出土し、5世紀前半ごろの築造とする。
また、堀の斜面から瓦窯跡が出土し、北東に隣接する県史跡・西条廃寺(7世紀~8世紀初頭建立、法隆寺式伽藍配)の屋根瓦を焼いた窯という。
[参考:毎日新聞、加古川市HP]