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全南霊岩郡西湖面奄吉里支石墓群 支石墓周辺から祭祀に使った黒色磨研土器発見 数百年後にも祭祀

2009年03月28日 | Weblog
 埋蔵文化財専門調査機関の東北アジア支石墓研究所は27日、全南霊岩郡西湖面(서호면)庵吉里(엄길리)支石墓(지석묘)群(全南道記念物82号)を発掘調査した結果、支石墓は青銅器時代中期に作られたが、5号支石墓上石を支えた支石そばから祭儀が終わった後埋めたと見られる黒色磨研土器(흑색마연토기)2点を発見し、数百年後もこの墓に対する祭祀がなされたことを見せる考古学的証拠が発見されたと発表した。このような例は初めてであるという。
 この5号支石墓内部からは、紀元前800-紀元前400年頃青銅器時代中期の支石墓から出土する石剣が出土している。
 今回発見された土器2点のうち1点は長頚の典型的な黒色磨研土器(高さ17.8㎝)で、もう1点は粘土帶土器形態(덧덧띠토기형태、高さ14.7㎝)であった。
[参考:聯合ニュース]
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