10年前の全英連大会の時見かけ、写真を撮っていなかった場所を、今回、市内の巡回をしながら再訪した。ここはそんな場所の一カ所である。地図の大浦海岸通りにある市民病院前に『我が国 鉄道発祥の地跡』の碑がある。
慶応元年(1865) 英国人貿易商トーマス・グラバーは、日本で初めて英国製の蒸気機関車アイアン・デューク(鉄の侯爵)号をここから松ヶ枝橋の方にレールを敷いて走らせた。
集まった人々は驚きの歓声を上げて見物した。この試走は日本近代化の牽引車になった。
10年前長崎を訪れるまで、僕は蒸気機関車の日本初登場はペリーが浦賀に持ち込んだ模型が最初だとばかり思っていた。自分では結構鉄道ファンだと思っていたので、ちょっとびっくりだった記憶がある。
今回ちょうど巡回コース(出島近辺)まで歩くことになったので、写真が撮影できた。大浦海岸通を歩きながら、再開発が進んだ様子に正直驚いた。雨じゃなかったらと思った。
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地図入替(ブログ移転により、地図位置がずれたのを補正。ほぼBlogzineで表示したものと同位置)
(以上訂正:2014/10/23)