先週、2009-2010生徒役員選挙の会立会演説会・投票があった。前日の係の先生と僕との会話。
「B組、E組学級閉鎖ですね。
…何となく話しをした。
「困ってるんですよ。
「どうかしたんですか。
「ええ、副会長候補がB組にいるんです。
…え゛ (o_o)...? (気がつかなかった!!!)
「立候補演説、できないんですよ。
「そっか。。。応援弁士は同じクラス?
「それは大丈夫。同じ部活の生徒だけど、クラスは違うので。
先週水曜日から当該クラスは学級閉鎖になった。選挙は木曜日。立候補した生徒はインフルエンザにはかかっていなかったようだが、学級閉鎖は当該生徒がインフルエンザ患者か否かは関係ない。生徒はそのまま自宅待機である。選挙は公示されているので立会演説会・投開票日の変更はできない。そうしたくても、日程は動かせない。演説原稿は仕上がっていたが、印刷して配布するにしても、やはり候補者が壇上でアピールできないのは非常にまずい。だからといって、電話で参加というのも難しいし...
体育館で演説会と投票を行うことは取りやめになった。代替案として、立候補の決意表明文をHRで配布。所信表明演説、応援演説は放送で行い、各HRで選挙... 前代未聞の事態になった。学級閉鎖のクラスから立候補している生徒に関しても、特別に登校をさせ、他の生徒と可能な限り接触させず、放送で演説ができた。被選挙権はどうにか守られた。
今回、B組とE組の生徒は、在校中3回しかない生徒会長選挙の選挙権を行使できなくなってしまった。生徒会役員選挙(児童会役員選挙)は、なかなか立候補者が出ない学校では、実施することが難しい場合もある。信任選挙すら実施できない場合もある。僕の過去の勤務校でもあった。まあ、幸いなことに、現在の勤務校では選挙ができる。また、生徒総会も年2回実施できている。大げさな言い方かもしれないが、選挙・総会に参加し、学ぶことは将来必ず必要な経験である。それができないというのは、予測もできなかった。
しかし、インフルエンザめぇ~!!!
おそるべしである。
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実際に起こったことをベースの、フィクションです。