-入院中の食事時、何気なくでた言葉- そばにいた看護師さんに、僕の病気のことを考えると、食材制限はなくても、塩分コントロールが大切と言われた。もちろんわかっている。薄味に文句があったわけではないのだ。 +++++ +++++ |
僕は小学校入学前、食事制限のある病気でおおよそ1ヶ月間入院したことがある。味のない(「薄い」ではない。ホントにほぼ味がない)病院食や、無味の煎餅を食べた記憶がある。少し症状が改善しても、一日に食べていいビスケットの枚数が一枚半... なんだかすごく大変だったことを思い出したのだ。
退院後、近所の食品スーパーに出かけて、一つ気がついたことがある。それはお総菜の色味である。病院食に比べると、明らかに色が濃いことだ。病院食は味付けもそうだが、色味もなんだか薄かった。
もちろん販売されているものだから、衛生面で問題があるはずがない。塩分のことも、健康な人が食べるには何ら問題ないのだろう。でも、でもである。病院食を見てしまった僕には、何かものすごく刺激的、too much vividに見えた。
かなりショッキングだった。