ホテルは駅のそば。チェックインして、すぐ休む。
寒い。
17時38分の新幹線に乗り、越後湯沢まで約1時間。この間の睡魔の強さは、すごかった。
昼間ならば、景色も見ることができる。でも、窓の外は真っ暗。車両は適度に揺れて、眠さを増加させた。この旅行、越後湯沢駅で乗り越してしまうと大変なので、必死で起きていた。
ただいま金沢に向け、移動中。直江津駅を出たところ。
明日の天気が心配。
『諸君、学ぶということは、自分が知らないことがあるのを、知ることですよ。
大学4年生の時、英語学O教授が僕たち学生に語りかけた言葉。僕の指針となっている言葉のひとつ。
研究会に参加し、いろいろ見たり聞いたりする。納得のいくこともあれば、そうでないこともある。でも、参加しなければ、知らないことには出会えない。知らないことの存在に、気づけない。だから、僕は全英連に参加する。
雑感@越後湯沢駅
日本で唯一リンゴ栽培を専門的に学ぶ「りんご科」を持つ青森県立弘前実業高校藤崎校舎(藤崎町)について研教育委員会は17年度から募集停止し、18年度末に閉校するとの高校再編計画を決定。地元農家や町は「リンゴ産業が衰退する」として存続を求めていた。(11/20 スポニチ)
+++++ +++++
埼玉県にも、もちろん農業高校や農業系学科設置高校は存在する。でも「りんご科」というような、直球な名称の学科はない。これは調べてみたいと考えた。
学校名、位置(住所)を決めているのは、埼玉県では『埼玉県学校設置条例』である。青森県にも同内容の条例があると考え、青森県のウェブサイトを調べた。
ウェブサイト・トップページに、【基本情報】・【県例規集】があり、例規を調べることができた。
大系目次
↓
第13編 教育
↓
第3章 第3節 高等学校
↓
『青森県立学校設置条例』を発見。この条例に校名、位置(市町村名)が規定されている。青森県立弘前実業高等学校ももちろんでている。
次に設置学科の確認をするために、埼玉県における『埼玉県立高等学校通則』に相当する条例・規則をさがした。青森県の場合、『青森県立学校学則』という名称の規則で、設置学科が規定されている。
学則第1条にこう書いてある。
第1条 青森県が設置する高等学校、特別支援学校及び中学校(以下「学校」という。)の名称、位置、課程、部、学科、専攻科、別科、修業年限及び障害種別は、別表第一から別表第三までのとおりとする。
(平19教委規則4・一部改正)
別表第一に、青森県立弘前実業高校藤崎校舎の位置(住所)、課程(全日制の課程)、学科(りんご科)、修業年限(三年)と書かれている。青森県の規則では、各学校の入学定員は、どうも別の条例等で決められているようだ。
本当に「りんご科」...漢字で「林檎科」ではないのか。
県教委のウェブサイトを見ると、「りんご科」の募集定員は40名。ニュース検索をかけてみたところ、埼玉県の高校統廃合の時と同じく、かなりもめていたようだ。
知らないことが多い。日本は広い。