実父ジョー=エル役、ラッセル・クロウ
実母ララ・ロー=ヴァン役、アイェレット・ゾラー
養父ジョナサン・ケント役、ケビン・コスナー
養母マーサ・ケント役、ダイアン・レイン
実父役と養父役が、大物俳優すぎるように思うのは僕だけか。
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6月14日、アメリカで『MAN OF STEEL』が公開された。カル=エル(クラーク・ケント)が、『スーパーマン』になるまでを描く作品、いわゆるスーパーマン・ムービーである。この作品は2006年の『SUPERMAN RETURNS』の続編ではない。まあ、そんなことはあまり問題ではない。いずれにしても見に行く映画なのだ。
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本作で主人公を演じるヘンリー・カヴィルは、クラーク・ケントを演じる初の非アメリカ人である。日本の映画ファンから見ると、どうでもいいようなことが話題になった。今回映画のことを調べてみたら、彼は『SUPERMAN RETURNS』でも、クラーク・ケントの最終候補の一人。前回役を得られなかった理由がそれだとは思わないが、主役の国籍が話題になるなんて、すごい話しである。
デイリー・プラネット紙編集長、ペリー・ホワイトはローレンス・フィッシュバーン。わからない人は、『マトリックス』のモーフィアスといえばわかるだろうか。このフィッシュバーンの起用についても、原作では白人のキャラクターを初めて黒人が演じることが話題になったそうだ。なんだか変な感じである。
主役を演じる俳優の国籍や、助演者の人種が話題になるなんて、スーパーマンはやっぱりアメリカ人には特別、別格な存在なのだろう。興収一週目$117M(1億1700万ドル:IMDbによる)は、だてではない。