医学部新設

＜備忘録＞

　先月末に報道されていたが、『東北地方における医学部設置に係る構想応募の状況について（速報）』が文部科学省のウェブサイトに掲出された。
　以下引用し、まとめをしておこう。

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　１．応募件数　3件
　２．応募者名及び概要
　〇大学名
　　　学部名
　　　　申請者名
　　　　設置予定場所

　①国際復興記念大学（仮称）
　　　医学部医学科
　　　　国際復興記念大学設立準備室（代表渡邉一夫）
　　　　福島県郡山市

　②東北医科薬科大学
　　　医学部医学科
　　　　学校法人東北薬科大学
　　　　宮城県仙台市

　③宮城県立医科大学（仮称）
　　　医学部医学科
　　　　宮城県
　　　　宮城県栗原市

　〇数字は文科省資料順。50音順である。
　なお、開設時期は3者とも平成28年4月である。

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　東北福祉大学は手を引いたようだ。

　②は認可された場合、現名称の東北薬科大学から改称予定。
　③は宮城大学の医学部医学科（仮称）新設という形をとる可能性もある。

　審査後、正式に設置認可申請。平成28年4月開学予定となる。

　できるんだろうか。
　・・・注目である。

RICHARD the 3RD

　5月31日、ヤフーのトップページを見ると、『リチャード3世「醜い」は創作』という見出しを見つけた。『「醜い男」はシェークスピアの創作＝リチャード3世遺骨鑑定－英』という記事である。
　調査チームによれば、お芝居で描かれていたリチャード3世の容貌（醜い姿）は、シェークスピアの創作だったとのこと。
　そうなのか。。。

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　実在したイングランド王・リチャード3世（1452～1485）の遺骨がイギリス・レスター発掘されたのが2年前。その時は、

　「見つかることもあるんだあ．．．
　「どうやって確認したのだろう。

　そんなことを思ったものだった。
　（王の血縁者が存命なので、その人とのDNA鑑定を実施して、遺骨がリチャード３世と断定したそうだ。）
　ニュースでは王の復顔像も公開されていた。血縁鑑定にしても、生前の姿の再現にしても、そんなことまでできるのかと、おどろいた覚えがある。

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　シェイクスピアの「リチャード3世」の初演は1591年とされる。王の没後100年以上である。1564年生まれのシェイクスピアが、この作品を書いたのは20歳代。3、4世代前の感覚だろうか。
　リチャード3世をボスワースのたたかいで破り、王位についたのはヘンリー・チューダー（ヘンリー7世）である。シェイクスピアはリチャード3世の死後約80年たって生まれており、チューダー王朝の下でこの戯曲を書いた。かなり創作が含まれていることもやむを得ないかもしれない。