ひと月ほど前、仕事である会議に出た。
年度初めの総会で、前年度の活動報告、今年度の活動計画、決算・予算の承認などがあった。そのこと自体は、義務的なものである。やらないでいいことにはならないので、まあ、実施も参加も当然なのだ。
でも、どうも引っかかることがあった。
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「議案10番...
別に議案が多いことがイヤなわけではない。
議案そのもは、ある会議の実施素案にかかるもの。名称、開催日、開催場所、詳細(後日各校宛送付)の承認。見ればわかることだ。それを担当が読み上げる。
議案の軽重という言い方はないと思うが、明らかに見れば(読めば)わかるレベルである。なんだかくどいのだ。モヤモヤ、イライラした。
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時間がかかるのがイヤなのだろうか。
自分が議長をつとめたいのだろうか。
・・・どっちでもないのだ。
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しばらくして何となくわかったことがある。もしも自分が議長なら、同じことをしそうなのだ。
なんだか背筋が寒くなった。
吐き気がするとまでは言わないが、なんだか不気味。ものすごくいや~な感じである。
同じことをしそうだと思うこともおそろしいし、自分がしそうなことをしているのを見て、モヤモヤ、イライラしているのも気味が悪い。間違いなく、心の柔軟性が落ちている。だれもが逃れられないもの、「老い」が始まっているのだ。
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2007-02-08、「会議が長いッ」