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...は、「パパの遺した物語」の劇中で使われた曲の一つである。 あらためて聞き直してみた。 |
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僕の家にCarpentersの2枚組アルバム、「Yesterday Once More」(1987)がある。Close to YouはDisk 2に収録されている。
Why do birds suddenly appear
Every time you are near?
Just like me, they long to be
Close to you
一番では鳥、二番では星、三番では女の子たちが「あなたのそばにいたい」ということを歌う。でも、実際は「Just like me(私と同じように)」が付く。つまり、自分の思いを、鳥や、実際には落ちてこない空の星、街中の女の子たちを引き合いに出して強調している(の、でいいのかな)歌詞である。
スローテンポで歌詞もわかりやすく、リズムがとりやすい楽曲だと思う。
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楽曲名、実はThey long to beが前に付く。文字通り「彼らはあなたのそばにいたい」である。
「パパの遺した物語」では、父親は娘のそばに、娘は父親のそばにいたい。互いの存在を感じていたい。でも、それがかなわない。その状況を象徴しているような曲の使い方だと思った。