全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

あと一つはどこなんだろう... あくまでも、さらに審査継続があるならばだけど。

2021-11-08 04:00:00 | 気になる 教育行政

 10月26日の「令和4年度開設予定の大学の学部等の設置に係る答申について(令和3年10月22日)」の後で、そんなことを考えた。東北医科薬科大学(仙台市)が、大学院医学研究科・医学専攻(博士課程、募集定員20人)の設置を申請していたためだ。

 東北医科薬科大学は’16年4月医学部医学科を開設。’21年度1期生が6年生、来年3月卒業である。第1期生は医師国家試験の受験。大学として初の卒業生を出すと同時に、大学院に博士課程を設け、一層の研究・教育環境の充実をめざすのは当然のことと思う。
 文部科学省の大学設置・学校法人審議会の審査に加えて、厚生労働省関係の調査(?)で遅れているのだろう。残り1件は東北医科薬科大、漠然とそう考え、大学のウェブサイトを調べてみた。
 違っていた。

病院とドクターイメージ 令和3年10月25日のお知らせ(「東北医科薬科大学大学院医学研究科の開設延期について」)によれば、開設延期を決定。引き続き’23年4月開設に向け、準備を進めるようだ。

 同大学医学部医学科1期生が医師国家試験に合格、臨床医として勤務するためには、努力義務としての2年間以上の臨床研修の期間に入る。大学院でさらに医学研究をすすめる希望がある学生は、自校に研究科が設置されれば学習、指導の継続性のうえでいいことだ。大学としても、そう考えての申請。それが最短1年遅れ、いろいろ大変だろう。


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