新型コロナウイルス感染者数がずいぶん落ち着いてきているが、勤務校では生徒のワクチン接種による副反応による欠席(出停)連絡で、「電話番」が大忙しである。
世の中では接種率が7割を超えたとか、高齢者は8割超と報じている。でも、高校の現場はそんな印象はない。埼玉県ウェブサイト、新型コロナウイルスワクチン年代別の接種率(10月30日までの実績,VRS:11月1日出力)によれば、以下の通りである。一部抜粋。
12歳から19歳の1回目接種率は70.76%、2回目接種率は48.12%で、接種対象の半分以下である。
20歳から29歳の1回目接種率は70.90%、2回目接種率は57.53%である。
2回目接種率が7割を超えているのは、40歳から49歳、それ以上の年齢区分である。
高校生はまだまだ未接種の集団と考えていいのだ。だから予約が取れて接種をする。そして副反応がでて登校できず、欠席の連絡がくる。
学校もメールで欠席連絡が可能ではあるが、電話で担任と直接話しが必要な場合もあり、全部メールで片付く状態とまでは言えない。コロナ関係の連絡の絶対数が多く、業務時間前も電話が鳴り、出勤しているものが対応することになる。
まるで「コールセンター」である。