イライラ。やはり区切りをつけるべきだ。僕はこのままでは老害だ。
卒業生の放送関連学科、医学系学科進学。3年生の県大進出も、お別れのカウントダウンに思える。
イライラ。やはり区切りをつけるべきだ。僕はこのままでは老害だ。
卒業生の放送関連学科、医学系学科進学。3年生の県大進出も、お別れのカウントダウンに思える。
重力が壊れた東京で、少年と少女の想いが引かれ合うー。
本作の舞台は世界に降り注いだ泡〈バブル〉で、重力が壊れた東京。ライフラインが閉ざされた東京は家族を失った一部の若者たちの遊び場となり、ビルからビルに駆け回るパルクールのチームバトルの戦場となっていた。
ある日、危険なプレイスタイルで注目を集めていたエースのヒビキは無軌道なプレイで重力が歪む海へ落下してしまった。そこに突如現れた、不思議な力を持つ少女ウタがヒビキの命を救った。
2人にだけ特別な音が聞こえる。なぜ、ウタはヒビキの前に現れたのか。二人の出会いは、世界を変える真実へとつながる-。
最初に見たのが劇場かNetflix TVCMかよくわからないが、色彩の鮮やかさが印象的だった。映画のサイトなどを見ると、超常現象で壊滅した東京が舞台である。ただ、タグラインを見ると、割と古典的Boy Meets Girl作品でもある。中間考査中の24日、がんばって採点。超過勤務の時間調整が溜まっていたので、2時間早く職場を出て劇場に出向いた。
ヒビキ
おそらく聴覚過敏なのだと思う。そのことが原因で他者とのコミュニケーションをとることが苦手であり、パルクールチームのなかでもややういた存在である。
ウタ
タグラインでもあるように最初から普通の存在ではない。それは能力が秀でているという類いのことではなく、最初から異世界の存在という描かれ方。泡から人間の姿になる。
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<バブル>により重力が壊れた東京
その東京でのラブストーリー
水没した東京、どこかで見たことがある、déjà vuが強い。天気の子、攻殻、エヴァ...。その東京を舞台に繰り広げられる若者たちのパルクールとヒビキとウタの絆を描く作品である。正直なところ、前者が目立ちすぎかもしれない。ヒビキとの交流をもう少し描いてほしい気がした。少しずつ話すことができるようになるウタの変化は可愛いし、応援したくなる。
ウタはヒビキとふれあう(接触する)と、泡に戻ってしまう。関係が近くなればその分、二人には別れが近づくことになる。ちゃんと別れを描くべきものがたり。なにか時間が足りない気がした。
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Netflix制作(「発」かな)のアニメは「地球外少年少女」前・後編に続き、本年3本目の鑑賞である。WOWOW制作「永遠の 831」とあわせると、令和4年にここまでに見た作品の三分の一が、映画制作会社の最新興勢力によるものになる。誰が制作してもいいのだが、おもしろい作品ならば歓迎である。