小学校授業見学
佐賀大学教育学部附属中学校5年生の授業である。
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Welcome to Japan.(New Horizon Elementary English Course 5 Unit7)
『佐賀のすてき』を伝えよう!
生徒のタスクは,『(佐賀大の)留学生に佐賀県をもっと好きになってもらえるように,内容や伝え方を考えよう。』である。
◆自分が伝えたい内容と相手が興味をもっていることを比較したり関連付けたりして,伝える内容を考え,伝えようとする。
・・・さすが大学附属である。
インテークとしてのティーチャートーク
佐賀のよさについて、先生の話を聞く。生徒はどんどんわかったことを口に出している。これは高校ではあまりないことだと感じた。
何人かは先生の話しを周りに通訳していたり、感想を英単語で反している。反応もコミュニケーションの大事な要素だということ。
前時のふり返りは日本語で
本時のテーマを確認する。斉唱させる。小学校の公開授業でよく見る方式。
これまでに学習した表現を用いて、『佐賀のすてき』を伝える。この活動に使えそうな表現を、Saga Chantsで練習する。
ここからグループ活動
以下の手順である。
1.(佐賀のすてきを)グループで言ってみる
2.別のグループと伝え合う
3.ふり返り&アドバイスタイム
グループで表現方法がわからないときは、先生が活動を止め、クラス全体で問題点を共有する。情報の交換から、クラス理解レベルを上げ、表現のバラエティーも増加するようにリードしている。すばらしい差配だと思う。
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今回3校種の公開授業を、年齢段階順で観察するのではなく、高中小の順で見た。
中小は佐賀大学の附属学校である。大きな枠組、授業展開、Can-DoによるGoal設定があり、目標の共有化ができていると感じた。
佐賀西高校の授業はテキストの理解、内容把握にとどめることなく、発信につなげることにエネルギーを注いだ部分が印象的。伝えたいことを文章化するのではなく、伝えたことを文章化する作業です。まず話したいことがら(ポイント)をまとめ、即時的に文章化、発話することを目指しているように見えた。
’08年の全英連鹿児島大会、鹿児島県立鶴丸高校2年生の授業で見た、勉強のできる集団のすごさとは、また違うすごさを感じた。その県のTOPと見なされる学校の授業は見るべきものが多い。