あらすじ
メキシコのユカタン半島北部に点在する、セノーテと呼ばれる洞窟内の泉。そこは、マヤ文明の時代に唯一の水源であり雨乞いの儀式のために生け贄が捧げられた場所でもあった。現世と黄泉の世界を結ぶと信じられていたセノーテをめぐって交錯する、人々の過去と現在の記憶。そこに流れるのは「精霊の声」や「マヤ演劇のセリフテキスト」など、マヤの人たちによって伝えられてきた言葉の数々。カメラは水中と地上を浮遊し、光と闇の魅惑の映像に遠い記憶がこだまする。
’19年のメキシコ・日本映画
75分/マヤ語・スペイン語/日本語字幕
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「さいたま国際芸術祭2023」での上映は、以下の4回です。
10月15日(日)13:00〜 終了しました。
10月19日(木)13:00〜 終了しました。
11月16日(木)13:00〜
11月17日(金)18:15〜
仕事のスケジュールを見ると、15日しか見にいけない。事前に作品のサイト、IMDbの記事を調べましたが、滅多に見ないドキュメンタリーです。
・・・相当難解な作品でした。
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セノーテのことが、ナレーションで流れます。これが「誰」の立場で話しをしているのか、わかりにくい作品でした。セノーテそのものを擬人化したのか、それとも古代マヤ人の魂か。生け贄にされた人々の怨念のようでもあり、または現世のメキシコ人のようでもある。最後まで、よくわかりませんでした。
セノーテは、僕の知識にあるものとも、作品ウェブサイトのものとも違う。本作のセノーテが実像なのかもしれませんが、あまりキレイな水ではありませんでした。ちょっとガッカリしました。「世界遺産」を取り上げた番組等で刷り込まれたイメージも正解なのでしょうが、これもまた実像なのだと思いました。
自分はドキュメンタリー映画を、自分は見慣れていません。面白いかどうかは、何とも言えません。
でも... 知らないことを見ることができる。これは保証します。