<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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ここのところ、小遣いが危機を迎えていて昼食のグレードを落とすという緊急手段に訴えて生活をしている。

これは私の会社では私の所属している部署は絶好調なのに、会社全体の業績が振るわず収入源になっているのが最大の原因だ。
このため、小遣いを切り詰めなければならなず、「映画鑑賞はテレビで」「読書は蔵書か図書館で」「雑誌は極力図書館か、もしくは今は少ない喫茶店で」という具合になっている。

とりわけ昼食はグレード、または量を削減して金額的負担を減らす絶好の対象になってしまっており、畢竟、安物のファーストフードを食べることになる。

まず、マクドナルド。
ここは社長に谷村有美の旦那さん原田泳幸氏が就任してからというもの、あまり割安感はなくなってしまったものの、それでも他のファーストフードに比べると安い。
しかし、マクドナルドはなんとなく「健康に悪そうな」イメージがつきまとっているため、ランチに食べることは少ない。
むしろ朝のコーヒーをスタバやタリーズはもちろん、ドドールさえも控えてマクドにする、ということが増えている。

そこへ行くと牛丼はスタミナもつくし、安いくて食べる時間が短くて済むので重宝している。

吉野家
すき家
なか卯
松屋
などなど

この中でも最もお気に入りなのが「なか卯」の和風牛丼なのである。

この和風牛丼。はじめて食べてみたのは都内のなか卯だったのだが、すき焼き風に調理された牛肉と糸こんにゃくが絶妙で「なるほど~、これが和風なんか」と感心したことしきりなのであった。
とりわけ笊蕎麦とのセットは、満足感も大きく、私の勤務先のひとつ東京オフィスの近くにはなか卯があることもあり、昼食はよくお世話になっている。

このなか卯の和風牛丼を意識して登場したのが吉野家の牛鍋丼だろう。

この牛鍋丼。
テレビのコマーシャルで見てから、是非とも和風牛丼と比較してみたいと思っていたのだが、なかなか食べる機会がなかった。
先週、これも都内の吉野家に入る機会があり、早速「牛鍋丼」を注文して味見することにした。

で、結論を述べると、味は明らかに「なか卯」の「和風牛丼」の勝ちなのであった。

吉野家の「牛鍋丼」は焼き豆腐などが入っていて一見リッチなのだが、やはり他人のマネは否めなく、味は和風牛丼に遠く及ばない。
「次は和風牛丼」
という気持ちにさせる味なのであった。

しかし、吉野家の名誉のために断っておくと、牛丼はやはり吉野家がナンバーワン。
少々高いけれども、吉牛の味は牛丼のベーシックなのであり、ただし、ランチ予算削減の中なので、吉牛よりもすき家で食べてしまう、私は悲しい。

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