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<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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中国では大音量の音楽と共にダンスを楽しんでいる集団と、その公園の前にある高層住宅の住民の対立が激化して、大変な事態に陥っていることがNHKニュースで報道されていた。
公園で大音量というのは、他の国でもたまに見かける光景だが、中国のそれは常軌を逸している。
深夜まで大音量で踊りまくるいい年こいたダンス軍団。
それを駆逐しようと400万円相当の音叉発生器を購入して攻撃する住民。

警察は何も言わんのか、あるいはそれを取り締まる法律が何も無いのか。
実に不思議な国なのである。

そもそも夜の11時過ぎに大音量でダンスなどされては眠ることも出来ず、平和な生活をその公園周辺の住民はできなくなるのは、踊る方も分かっているのではないか。
それでも踊り続けるのは他人に対する思いやりがまったくない、というこの国の特徴を如実に表している出来事といえる。

何年か前にアメリカNYのブルックリンの公園で中国人が同様に大音量で太極拳かなにかをやっていたら、当然のことながら警察がやってきて逮捕し、裁判の上、刑務所にぶち込んだという事件があったのだという。
アメリカは中国に似たところの多い国だが、圧倒的にまともと言えるだろう。

実はこの公園に似た場所が大阪にある。
天王寺公園の測道を占領し、カラオケに興ずるホームレスか、それに近しい人たちである。
最近、この辺りに出かけることがなくなったので、まだやっているのかどうか知らないが、かなり迷惑な光景だった。
市民系組織を支援する報道に長けている某新聞は、
「市民のふれあいの光景」
と表現。
アホかいなと思っていたら、それに輪をかけるように、大阪市がホームレス閉め出しのために天王寺公園を有料化すると、
「なんという無慈悲な行政」
みたいな報道をしていて私たちの顰蹙を買ったものだ。
その新聞は従軍慰安婦問題でいい加減な記事を書いたと非難され、最近は発行部数も激減しているという。
めでたしめでたし。

それにしても、このホームレスレベルの「自分さえ良ければ」という感覚は、他国のことなど眼中に無い中国の基本的体質を表しているようで、よくよく考えるとかなり恐ろしいものがあるのだ。

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