<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
宇宙エンタメ前哨基地



大阪府が休業要請に従わないパチンコ店の名前を公表した。
それよりもなによりも、

「パチンコは違法ギャンブルなので摘発します。コロナは関係ないです。」

となぜやらないのか。
ギャンブルが公営のもの以外に認められていない我が国で存在すること自体、見苦しい存在だ。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




マスメディアがおかしいのは今に始まった話ではない。
朝日系、読売系、フジ系、毎日系、日経系、皆さま系、など。
どれもこれも「ちょっとおかしい」か「かなりおかしい」組織なのだ。

これらの会社は放送や出版、報道を担っているがそれぞれが左右とりまぜて独特の価値観を持っている。
朝日、毎日、日経、皆さま系は左。
読売、フジ系は右。
と左右に別れているように見える。
一見対立しているように見えないこともないわけだが、実はここに共通した視点がある。
それは、
「国民の感覚からズレている」
ということ。

この国民感覚からズレているというのは今回のコロナ禍でかなりはっきりとしてきた。

まず、ワイドショー。
今回を反政権キャンペーンの絶好の機会として認識しているのか、非難はするが肯定は一切しない。
外出規制要請には「しなければならないんですけど、出来ない人はどうするんでしょ」みたいな玉虫色の発言を司会者やコメンテーターで盛んに繰り返すが、マスメディアのするべきことは「しなければならなくても外出しないでください」と発信すべきことだ。
司会者やコメンテーターの多くが漫才師やコメディアン上がりの本来なら笑っていただくタレントだが、ここでは大いに嗤われている。
また専門家も聞いたことのないような大学や医療機関の人たちが登場して、さもプロの意見みたいに述べているが、このコロナ禍の時期にテレビに出られる専門家はおそらくヤブ医者、雀医者の類に過ぎないのであろう。
コメンテーターとして登場すると少なくともいくらかのギャランティを貰えるわけで、テレビを見ている視聴者が不安がったり面白がったりすることしか言えない知識なのだ。

決定打は旅番組を頻繁に放送すること。
今の季節、ここへ行くとこんな景色が見られるよ。
という趣旨の番組が頻繁に再放送されていて、それを見た視聴者が車に乗って大勢押しかけるという状況に陥っている。
湘南や三浦半島の混雑はこのマスメディアが助長しているのだ。

驚いたことにニュースでも、
「今年の〇〇の花は今が見頃」
みたいなことを報道する。
どうしたいのか、さっぱりわからない。
報道される方も報道する方も、こういう報道を見たら来る輩が出てくるだろう。

自分が正しいと思っているマスメディア。
実は情報の扱い方を最も間違っていて、その存在が最も不要なものあることは間違いがないようだ。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )