賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール(バラ)

2013年05月23日 | バラ
5月17日と21日の生田緑地ばら苑から、つるバラを。
  
5月17日の「ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール」。
「ピエール・ドゥ・ロンサール」よりいくらか白いのかなというぐらいですが、
  
21日は白い花が多くみられました。ブランはフランス語で白のこと。
2005年にフランスのメイアンが作出。

  
「クリストファー・ストーン」。
1935年にデンマークのBrosが作出した同名のハイブリッド・ティーの枝変わりのつる性種で、
1942年にアメリカのマーシュズ・ナーセリーが作出。丸弁高芯咲きでダマスク系の強い香りがある。

  
「カイゼリン・オウギュステ・ヴィクトリア」。
苑の表示では、1897年にイギリスのディクソン作出とあります。ドイツ語風なのになぁと疑問に思いネット検索。
ところが上記の名前で検索してもヒットしません。が、親切にも“もしかしてカイゼリン・オーギュスト・ビクトリア?”と表示され、クリックしたら出てきました。
1891年にドイツのPeter Lambertが作出したハイブリッド・ティーで、和名が「敷島」。
明治から戦後まで栽培されていたそうですが今はほとんど途絶えているようです。
この枝変わり種のつるバラで1897年にディクソンが作出したという事のようです。

2010年10月16日の秋の公開時には「HTカイザリン・オウガスタ・ビクトリア」と書かれた
タグをぶら下げた花を撮っていました。
貴重な品種も残る、さすが“向ヶ丘遊園ばら苑”ですね。


おまけに21日に撮った「サマー・スノー」。
5月21日のブログで確認してみますといったものです。