今日も4月から開花するツバキで、江戸古種を。

「春の台」。白・淡桃地に紅色の縦絞りや小絞りが入る八重、蓮華咲き、筒しべの大輪。花期4月。
17~18枚の樋状の刳(く)り形弁が三重ほどに重なり、咲き始めは内外弁とも斜め上方に離れて立ち、後に外弁は平開し、弁間に透き間ができて蓮華咲きになる。地色と絞りの色に濃淡があり、白覆輪の花も咲く。台(うてな)は仏像の台座(蓮台)のことで、蓮華咲きを蓮台に見立てたもの。1841年の「古今要覧稿」に載る。

「花橘(はなたちばな)」。桃紅地に白斑の入る八重~牡丹咲き、筒~散しべの大輪。花期4~5月。
「熊坂」に白斑の入った品種。豊満な牡丹咲きの外側二重ほどは丸い大きな花弁で平開し、中心に向かって次第に小さくなる花弁は、波立ち、屈曲し宝珠部を抱えるが、全開すると貧弱な雄しべを現す。1859年の「椿伊呂波名寄色附」に記載。

「春の台」。白・淡桃地に紅色の縦絞りや小絞りが入る八重、蓮華咲き、筒しべの大輪。花期4月。
17~18枚の樋状の刳(く)り形弁が三重ほどに重なり、咲き始めは内外弁とも斜め上方に離れて立ち、後に外弁は平開し、弁間に透き間ができて蓮華咲きになる。地色と絞りの色に濃淡があり、白覆輪の花も咲く。台(うてな)は仏像の台座(蓮台)のことで、蓮華咲きを蓮台に見立てたもの。1841年の「古今要覧稿」に載る。

「花橘(はなたちばな)」。桃紅地に白斑の入る八重~牡丹咲き、筒~散しべの大輪。花期4~5月。
「熊坂」に白斑の入った品種。豊満な牡丹咲きの外側二重ほどは丸い大きな花弁で平開し、中心に向かって次第に小さくなる花弁は、波立ち、屈曲し宝珠部を抱えるが、全開すると貧弱な雄しべを現す。1859年の「椿伊呂波名寄色附」に記載。