能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

蔦屋家電in二子玉川・・・思わず買いそうになった暖炉・・・寒い日、揺らめく炎は魅力的です!

2016年01月11日 | マーケティング

二子玉川・・・国内最初の蔦屋家電出店と楽天本社の移転により、街の様子が随分変わりました。

人工的な街・・・未来のTOKYOを自由なフォーマットの上に描き出した都市です。


ニコタマまで、坂を下って徒歩10分。

蔦屋書店は、図書館であり、珈琲を楽しめる書斎です。

蔦屋家電は、「家電」と名が付くものの、基本は書店。

代官山の蔦屋書店の2倍ほどのスペースに書籍8割、家電2割がディスプレイされています。

家電も、秋葉原のように「売らんかな」のスタンスがありません。

最先端の家電、鋭い切り口のある家電を厳選。

ちょっと尖がった商品しか並べてありません。

ふらっと立ち寄ると、日ごろは考えてもいなかったジューサーやポット、トースターなどがあり、思わず欲しくなってしまいます(笑)。

優秀なバイヤーさんが、見事な品揃えをしています。

今日、発見したのが、暖炉(だんろ)。

暖かな炎が、ココロも温めてくれそうです。

これは、暖炉風の温風機・・・炎はダミーです。

思わず欲しくなってしまいました。

価格は、15万円・・・手の届く範囲です。

5万円ぐらいの暖炉風温風機もありましたが、こちらは、ちょっと「サンマ焼きコンロ」のよう(失礼!)。

これは、買い!と思っていると、ポスターが・・・。

「コレ1台で、我が家も別荘に早変わり!」

冷水をあびせられたよう・・・。

「コレ」という安物感、別荘というエセ・セレブ感、最後の「!」というビンボーくささ。

イメージが瞬時に崩壊・・・。

買うのは、やめました。

モノを買うのを止める、最悪のコピー。

「家庭の温かさ」「あなたの思考を深める」「家族がリビングに集まる」「あなたの読書が楽しくなる」といった切り口であれば、即買いだったと思います。

セール価格で、10%引だったのに、ちょっと残念です。

でも、暖炉風の温風機を考えた人・・・ちょっとしたイノベーション商品です。

売れないかもしれませんが・・・笑。


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LOVE FOR NIPPONのイベントへ・・・代々木公園で「おたがいさま」スピリットに再会

2016年01月11日 | 社会・経済

代々木公園で開催された「LOVE FOR NIPPON」のイベントに行ってきました。

Candle 11th Light for FUKUSHIMA」。

キャンドル・・・ラブフォーニッポンのシンボリックなアイテムです。

代々木公園は、若い人でいっぱい・・・。

しかも、みんなお洒落(笑)。シブヤ風・・・いいセンスです。

若いパワーに圧倒されました。

まだまだ、ニッポンは大丈夫だと確信した次第です。

「LFN」とか「L4N」と略されるこの団体は、東日本大震災を契機に設立された一般社団法人。

福島の支援を中心に活動を進めているボランティア団体です。

問題意識を持ち、若く、優秀なスタッフがたくさんいます。

ここに集まるメンバーを「スターター」と呼んでいます。

ミュージシャンやアーティストなど著名人もたくさん参加しています。


LFNのポスターや媒体は、どれも秀逸。

コピーも鋭く分かりやすい切り口、デザインもプロ並みの表現力があります。

おそらく、プロのコピーライターやグラフィックデザイナーが、プロボノとして参加されているんだと思います。

おたがいさま」。

この日本的なワンワードで、自分たちの活動を表現する。

Good Job!

お見事です。

◆Content of activity:活動内容・・・様々な災害時においての被災者支援

◆Establishment purpose:設立目的

2011年3月11日14時46分頃に起こった東日本大震災。
LOVE FOR NIPPONは東日本大震災をはじめとし、
災害時における緊急支援とその後の継続的な支援
それに伴う体制作りによる復旧から復興までの支援を行なう為に設立しました。

◆Activities:事業内容

1. 災害時の緊急支援に関する事業
2. 復旧、復興、まちづくりに関わる支援と事業
3. 被災地支援や復興に関するイベント事業
4. 支援活動に関する寄付金を募り、適正な団体への寄付を行う事業
5. 各地域でのイベント参加・協力及び委託・交流事業
6. 支援を目的とした物品の製作及び販売
7. その他当法人の目的達成に必要な事業

若きスターターの人たちとオーガニックでフェアトレードのコーヒーを飲みながら、語り合うことが出来ました。

資本主義、市場主義の次に来る社会のカタチを、少し垣間見ることができました。

久々に、ワクワク感、ドキドキ感をもらいました。

ありがとう。


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