Words,The force of this expression.
Circuit of the mind ―English×日本語
いわゆる隠れ家ちっくな場所に、雑誌とか自由に読めるカフェがあるんですけど。
そこでスープ飲みながらGARDENなんたらいうミニブックを読んでいたら、
茶道の茶会=tea ceremony
って英訳にちょっと感動しました。
たぶん直訳英語なら茶=tea、会=partyで「tea party」ですけど、
ceremony=儀式・作法 っていう精神性の高い意味を含んだ言葉を遣ってるんですよね。
茶道の茶会が単なる茶飲み会じゃなくて「道」=精神性が高いってトコ理解して英訳されている。
この訳し方は言語×文化と双方の造詣が無いと出来ないなあと。
で、自分もコレ遣わせてもらおうって思いました、笑
この本は「GARDEN」と題名にある通り世界の名園をガイドしている本です。
日本の名園も幾つか取り上げられる中で、金閣寺か銀閣寺の解説に「tea ceremony」が出ていました。
この二寺は教科書やポスター等でも多く取り上げられる有名ドコですが、政治的背景も濃厚な寺です。
そこら辺の解説もキッチリ載せてる辺り、ガイドというよりも「庭物語」ってカンジの本だなと。
他に西芳寺の説明が印象的です。
苔のgreenが布みたいでmysteriousな空気感が神秘的で素敵、
ってカンジの庭自体を称える文章が4/5を占めて、寺史とかはホボ触れてないんですけどね。
けれど苔庭の空気感を表す文章は文語文としての英語が綺麗だなと思わせられました。
で、自分的には詩仙堂と醍醐寺三宝院の庭も載っけてほしいとこです、笑
The cataracts blow their trumpets from the steep;
No more shall grief of mine the season wrong;
I here the Echoes through the mountains throng,
The Winds come to me from the fields of sleep,
And all the earth is gay;
峻厳な崖ふる滝は、歓びの旋律と響き
この歓びの季節はもう、僕の深い哀しみに痛むことはない
連なる山々が木霊を廻らす歌が僕に聴こえる、
微睡む野から風は僕のもとへ駈けて来る、
そして世界の全ては高らかに明るく笑う
William Wordsworth「Intimations of Immortality from Recollections of Early Childhood」IIIの抜粋です。
この一節は言葉の遣い方も言い回しが人間の五感を惹きだすようなカンジで綺麗だなって思います。
滝の水音に山の谺、風のやわらかさ、太陽の明るさ、聴覚から触覚に視覚へと展開する。
こういうのって、英語から日本語に訳すのに感覚的な言葉を充てたくなります。
この詩の想いは昨日から書き始めた「初陽の花、睦月」も同じ空気です。
昨日UPしたact.1だと前半部「The cataracts blow their trumpets from the steep」って感じですけど、
これから「I here the Echoes through the mountains throng」以降の光景が描かれていくかと思います。
ソンナこともあって載せてみました、自訳がちゃんとしてるかお恥ずかしいんですけどね、笑
昨日UPした「初陽の花、睦月act.1」と日付け変わる頃の短篇「secret talk13 夏霧月」は加筆校正終っています。
今夜は昨日予定だった第67話と「初陽の花」の続き、または「七彩の花」を掲載予定です。
休憩合間ですが取り急ぎ、
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いわゆる隠れ家ちっくな場所に、雑誌とか自由に読めるカフェがあるんですけど。
そこでスープ飲みながらGARDENなんたらいうミニブックを読んでいたら、
茶道の茶会=tea ceremony
って英訳にちょっと感動しました。
たぶん直訳英語なら茶=tea、会=partyで「tea party」ですけど、
ceremony=儀式・作法 っていう精神性の高い意味を含んだ言葉を遣ってるんですよね。
茶道の茶会が単なる茶飲み会じゃなくて「道」=精神性が高いってトコ理解して英訳されている。
この訳し方は言語×文化と双方の造詣が無いと出来ないなあと。
で、自分もコレ遣わせてもらおうって思いました、笑
この本は「GARDEN」と題名にある通り世界の名園をガイドしている本です。
日本の名園も幾つか取り上げられる中で、金閣寺か銀閣寺の解説に「tea ceremony」が出ていました。
この二寺は教科書やポスター等でも多く取り上げられる有名ドコですが、政治的背景も濃厚な寺です。
そこら辺の解説もキッチリ載せてる辺り、ガイドというよりも「庭物語」ってカンジの本だなと。
他に西芳寺の説明が印象的です。
苔のgreenが布みたいでmysteriousな空気感が神秘的で素敵、
ってカンジの庭自体を称える文章が4/5を占めて、寺史とかはホボ触れてないんですけどね。
けれど苔庭の空気感を表す文章は文語文としての英語が綺麗だなと思わせられました。
で、自分的には詩仙堂と醍醐寺三宝院の庭も載っけてほしいとこです、笑
The cataracts blow their trumpets from the steep;
No more shall grief of mine the season wrong;
I here the Echoes through the mountains throng,
The Winds come to me from the fields of sleep,
And all the earth is gay;
峻厳な崖ふる滝は、歓びの旋律と響き
この歓びの季節はもう、僕の深い哀しみに痛むことはない
連なる山々が木霊を廻らす歌が僕に聴こえる、
微睡む野から風は僕のもとへ駈けて来る、
そして世界の全ては高らかに明るく笑う
William Wordsworth「Intimations of Immortality from Recollections of Early Childhood」IIIの抜粋です。
この一節は言葉の遣い方も言い回しが人間の五感を惹きだすようなカンジで綺麗だなって思います。
滝の水音に山の谺、風のやわらかさ、太陽の明るさ、聴覚から触覚に視覚へと展開する。
こういうのって、英語から日本語に訳すのに感覚的な言葉を充てたくなります。
この詩の想いは昨日から書き始めた「初陽の花、睦月」も同じ空気です。
昨日UPしたact.1だと前半部「The cataracts blow their trumpets from the steep」って感じですけど、
これから「I here the Echoes through the mountains throng」以降の光景が描かれていくかと思います。
ソンナこともあって載せてみました、自訳がちゃんとしてるかお恥ずかしいんですけどね、笑
昨日UPした「初陽の花、睦月act.1」と日付け変わる頃の短篇「secret talk13 夏霧月」は加筆校正終っています。
今夜は昨日予定だった第67話と「初陽の花」の続き、または「七彩の花」を掲載予定です。
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