よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

窯入れ完了!!!

2005年03月08日 | 和宝窯
今日は凄い一日・・奥さん共々ぐったり・・・。

朝から前回窯に残ったままの木炭を出す。
やはり「くぬぎ」は良い炭になります。
持った感じが「なら」とはまた違い、ちょっとうっとりするくらいです(笑)。

昼前にある商社の人が来て色々お話。
特殊(?)な市場への卸の話をしに来たのだが、その市場は
これからぐんぐん伸びそうな感じ。ある意味スタンダードになる。
今すぐにでも進めたい話ではあるが、そうもいかない所も沢山あったり
するので、じっくり検討することに。。

ワタワタと昼飯にカップラーメンを食べ、ようやく窯入れに。
うちの窯は「和宝窯」と名付けている。炭焼きに惚れ「遺したい」という
日本の技術が詰まっている!との思いから。
かつて品評会で日本一を取った炭焼きさんが、引退を前に直接建造に携わって
くれた窯で、大きさ奥行き10尺(3m)×幅7尺(2.1m)という、結構でかい窯。
年々、筋肉と脂肪が入れかわってゆく私は最近、これがキツイ。。。
やり始めは良いのだが、出口にくるとその狭さに足をツリながらの仕事となる。
奥さんもこれまたハードで、入り口から炭材を私に手渡す役目。
最近感心することに、うまくなってきた・・・
窯の奥から炭材を立ててくるのだがその他「敷き木」「載せ木」というものがある。
敷き木とは炭材の下に敷く木の事で、炭材の未炭化部分を防ぐ為に用いる。
また載せ木というは炭材の上に載せ、コレをキッチリと隙間なく詰める事により
炭化温度も上がり良い炭が出来る。ちょっと前まで「もっと細いの!」「真っ直ぐの!」
と中から私に怒鳴りまくられ(それも問題だけれど・・)ていたのに、中の具合を
見て欲しいものを渡してくれる。おかげで以前の半分の時間で済むようになった。
学習能力高いね、ウチの奥さま。。。感謝です。

という訳で無事窯詰めも終わり、口炊きへ。これから炭材を蒸していき「やっつけ」
と呼ばれる作業まで火が消えないように、ひたすら木をくべる・・・

いよいよ明日はごっつぉ18番へ登場します!