よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

つづける。

2012年10月23日 | Weblog

日帰りで東京出張へ。

高島屋さんで東北村の話。

続いて、久しぶりに魚柄仁之助先生に時間を頂いて話してきました。

数年前のちょうど今の時期。

仙台の勾当台公園「朝夕ネットの定期市」にて声を掛けてもらったのが出会い。

そこから「よっちゃん県外初進出!」GAIAへ紹介してくれました。

「売り場」を紹介、というのじゃなく、もっと深い意味を教えてくれてたんだなぁ~と、今日お話していて改めて思いました。

GAIAではなく、その社長である清水さんに繋いでくれたんだな、と。

モノノカチ

いろんな立場からそれをシッカリ見据えて商売としている「根本が人である」を教えてくれてた。

頭悪いな~俺。





震災前は、漠然と生活の為のよっちゃんなんばん、とにかくそれで生活出来るように、というだけでよっちゃんを作っていたんだと思う。

どう知ってもらうか、どこに売り先広げたらいいか、そんな「テクニック」ばかりを考えてた気がする。

それが震災後、180度に近い、360度プラス180度くらい考え方が変わりました。

それはまさに「よっちゃんなんばん」という商品ではなく、自分がなぜこんなヘンピな田舎ででよっちゃんを作る仕事をしているか、

そこに自分の目が行くキッカケでした。

モノが見える目を得た気がします。




昨日、盟友ねの吉・星野のアニキのブログを見ました。

県内のモノづくり仲間の中でも尊敬する一人。刺激をくれる人。



つづける。




私もず~~とそれを考えつづけています。それは死活問題だから、というのももちろん。でもそれは方法論。

つづけつつ、やっぱり楽しむ。そこまで含んでる。その場はどこなんだ?が一番正直かもしれない。

見つかれば、ぜったい負けないという場。


自分の生業ももちろんだけど、縁あって出会った海の漁師たちとの復興プロジェクトも。

その根本はデッカイ企業が「維持する」為に考える「仕組み」ではない。

ちょっと前に「復興予算」が関係ないところに使われていると話題になったけど、

頭の良い人はその「仕組み」を利用する。そこを間違いだと指摘したところでやったもん勝ちなんだろう。馬鹿くさいけど。

それは「仕組みありき」だから。

そうじゃないところにドラマがあり、感動し、熱くなり、泣きもする。

そんなところに「人のモノづくり」がある。だからオモロイ。

基本はやっぱ「人」。




改めてそこに思い還った日。



まったくもって自分は「鈍足だなぁ」と思う。