よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

次世代会議その2。

2012年01月11日 | Weblog

寒波襲来 めちゃめちゃ寒い!


道の駅を拠点にした次世代会議二回目。

直売というのを基点に商売を考えている世代の集合体。
今日のテーマは、

○道の駅というステージを使ってやりたい事。
○「部会形態」、集合体の括りをどうするか。

会場がレストランなので、時間にして約2時間の会議。
自分たちが何をしたい?を自己紹介を絡めてスタートしてもらう。

アイデアは盛りだくさんに出る。
同世代という事もあり、それこそあれもこれもとわき上がる。
自分たちの利益を上積みする活動、という点は共通項。

が、経験でホントに商売をやって今がある人と、
楽しそうという、段階の人で考えに落差がありすぎ。

商売である程度実践を積み、考える事も実践を常に想定している人は
アイデアの段階である程度、
「どう売るか」
「どう利益を分配するか」
「効率のいい宣伝は?」
「お客さんの満足度は?」
と出口まで自然と思い至るけれど、そうでない人はそうでない。当たり前だけれど。

考えていた通り、今日は海山の仲間でもあるファシリテーターKさんにも加わってもらって正解。
次回からはそれを参加者でどう「共有するか」、見える化していく必要性を痛感。

参加者が想いをぶつけるだけではもったいない段階。

恊働意識を創り出し、実践出来る事を見つけて注力するところまで
キッカケがあればスムーズにいくはず。

突き抜ける事が大事。


ラズベリーとブラックベリー生産者の直子ちゃんが試作して来たドレッシング。

色がとても奇麗で野菜に映えます。
彼女は加工がやりたいと意気込む。
その意識がとっても大事!




デスクワーク。

2012年01月10日 | Weblog

明日あたりからまたバタバタしそうなので、
とりあえずデスクワークを片付ける一日。

気がつくとすぐに机が大変な事になるので、
今年の一番気をつける事は「机の整理整頓」。

大きな課題だ。


ようやく年賀状もかき終える。


明日からまた寒いらしい。
薪がタップリある。それだけで「よっしゃ来い!」気分になれる幸せ。

きこり。

2012年01月09日 | Weblog

今日、成人の日、祝日なんですね。。。まったく気づかなかったぁ。



今日は一日木こりになる。

無性に身体を動かしたくなり、朝加工場を終えてからは終日山へ。
乾燥具合のいい倒木を引っ張り出し、玉切りにし、鉞を振るう。

鉞は炭焼きから10年以上やっているのに難しい。

途中、疲れと油断で、
チェンソーで右親指をあわやという事態になる。
厚手の手袋が血でジンワリ…して来たので、
「お~~うっ!! 絆創膏!」
とあわててカミさんを呼ぶも、いざ洗ってみると一センチほどパックリ切れただけ。
義妹の父に頂いた「熊の油」(純度100%)を塗って終わり。

今こうしてパソコン打ててるから大丈夫でしょう。



良い汗かいた

前厄。

2012年01月08日 | Weblog

カミさん、
新年あけて最初の治療に鳴子の整体院へ。
雪の量が悶絶しちゃうほど…こっから30分しか離れないのに。

今日はカミさんの治療の間に私もアドバイスを頂く。

実は20歳くらいの時に事故で腰を圧迫骨折しているんです。
当時「歳がいって筋肉が弱ってくると神経に来るから鍛えといてね!」
と、確かにいわれた記憶が。

ここ数年、疲れてくると両足の付根の裏側が、咳をしても響くくらい痛くなり、
酷い時には歩くことも出来ないくらいになるのですぅ~…
と話すと、

「ん~、多分『予告』だね。腹筋鍛えよう!まだ若いから大丈夫!
  腹筋がエグザイルになるようにがんばって!」

といわれ、なるべく身も心も負担にならないような筋トレ、ストレッチをアドバイス頂く。

あまり気にはしたくないけれど、今年は前厄なのでまずは健康は維持しないとね~。


と、新年早々縁起よく、お世話になっているGAIAで久々売り上げランキング一位だぁ!




昨日の海山ネット会議でも当然話題に出ましたが、
今年は放射能が怖い。
海山ネット、避難している人たちの仕事として「放射能測定室」のようなモノを作れないかと方法を模索中。

数値がナンボなら安心なのか。
公の基準値が、こんな事態だから許容値を拡大しよう…というところ発信な気がしてなんとも不安。
よっちゃんを始めとして、とりあえず同じ様に商売をやっている人たちが「発信」出来る事が一歩。

なんとも…これがあるばっかりに復興へのモガキ方がシンプルにならないです。
大変な人たちはそれどころじゃあない!けどとっても気になる、というなんとも疲れる状況です…。










ファシリテーション。

2012年01月07日 | Weblog

新年あけて一度目の海山メンバー集結。

新年会を兼ねてランチミーティング。
4人寄れば文殊の知恵ではないけれど、相変わらずシーンとする間がないほどしゃべりまくり

海の手もボチボチ海の仕事に取りかかるメンバーも出て来ており、
活動である新聞バック、布小物を中心にやって来た事、今後の兼ね合いを話し合う。
基本的に、新聞バックがどれだけ売れようと、他の海山で生まれた何かがどれだけ発展しようが、
それを生業にするかどうか、続けるかどうかは海の手が判断する事。
そのバランスの中であくまでも「自立支援」というキッカケを作る事が仕事だと、我々は思っている。

我々の復興プロジェクトの「核」は、システムではなく「人」です。

周囲の人たちから頂いた布、新聞、お金、を形にする、
そして直ぐさまお金に換えられる形を取れればいいのだけれど、

昨年ずっとやって来て、「支援」や「復興」という看板に頼るモノ作りだけはしたくない。
それをずっとポリシーとして育ててやってきました。
その意識が評価され、新聞バックコンクールでは生みの地、四万十で賞を頂く事にも繋がり、
他のインストラクターの方々からも賞賛されました。
今でも百貨店他、純粋に「モノ」としての評価をもらっています。

それが海と山のメンバーの、「地域」で手仕事の価値で暮らす我々みんなの共通意識でもあります。
それが共有出来れば一過性ではない「人同士」のコラボレーションが生み出せる。
その可能性が魅力であり、山の手が手弁当でも活動を続けている理由です。

何でもそうだけれど「一過性」は続かないという当たり前の経験、理屈からそう考えています。

なので、沢山の復興プログラムが乱立する中、そのシステムに乗るだけでは、
本来の意味で人の支援には繋がらない、という我々の考えに賛同頂き、今後も皆様のご助力を頂きたいと、
私は考えていますし、それが海山全体の考え方でもあります。

その上で、海の人たちのバックアップが出来て、再興した海産物と山の産物コラボ。
これが目標といえるのでしょう。

その為の道筋もキチンと仕込んで来ています。




また、ミーティングではもっと幅広いそれぞれの活動も含んだ全体の事も意見交換。

先月くらいから今年の事をず~~っと、ふか~く考えていた。

地域を活性化する仲間との活動について。

やるぞ!という決意のあるメンツも集まるだろうし、面白いテーマがあればくっついてくる人は増えるだろう。最初は。
が、何かが足りない。。。決定的なもの。。。。とずっと引っかかっていた事がある。

一番入り口のよっちゃん農場に関しては、事象ごとにノルかソルかは私が決めれば済む。

が、組織としてどうするかという以前に、リーダーシップ云々より目的よりも先に、
恊働意識を皆が持てるのかどうかがもっとも大事で、それがないと前には進めない。
それぞれの立場で参加する人の集まりであり、関わるスタンスも違うのだから。

そこを形成する為に、サポート出来る人間、組織づくりより前段階、がどうしても必要。

それがファシリテーターの存在。

コレが不可欠。
このポジションを埋めないと多分、失敗する可能性大。

で、海山メンバーでNPO活動で地域づくりをしているKさんに白羽の矢を立てる。
すると当たり前のように「出来ますよ~!」というお答え。

海の手山の手は、あまり心配はしていないが、
それを含む自分の今後のあらゆる活動を連動させて行く為にも(そうでないと身体がモタナイ
どうしてもファシリテーターは必要。
みんな、力はあるけれど、そうであるが故に。。。が一番怖いし、それでバラバラはもったいないし。


海山のみならず、ぜひ、道の駅の次世代懇談会でもKさんに力を借りたいと思っています。