よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

アッツイィ~~~ (▼▼)

2012年08月21日 | 農家ブランド


今日もあっつがった。。。

このところ、加工場に加えて畑作業が忙しくってノンちゃんも毎朝7時出勤で奮闘中!

収穫量が上がってきて今日は午後一炎天下での焼き作業。





いんやぁ~キツがった!

途中朦朧としてきたけれど、そこはほら、まだap bankボケの影響で

「よっちゃん農場の野外フェスだぞぉ~い!」

と、片っぱしから集めたapフェスの音源をBGMにノリノリに乗り切りました!

明日も続きます。。。




そのapバンク会場での「竹あかり」。
見事でした。

もみけし。理不尽。

2012年08月20日 | 農家ブランド

楽しい夜から現実へ。

今日からまた新しい一週間。
週末はねの吉のアニキと「祭事業部」対決もあるから楽しみ。

しょっぱなの月曜から仕事てんこ盛り。
そんな中直売所グリーンアップのレジ当番の日。

私も午後は仙台。
カミさんも加工場でMAX奮闘せねばならず、ノンちゃんが店当番初出勤。
何事も経験!
また明日からの仕事に活きて来るはず!

私も午前行ったけれど、その際に同じく唐辛子加工をしている仲間のOさんと久々に会った。
Oさん、大変な事になっており、買った種と明らかに種類の違う唐辛子が実ってしまい、

「植えた300本全部変な唐辛子がなってしまった!
 これじゃ味が変わる!商品に出来ない!
 原料がない! あそこの種やからは今後絶対買わない!」

と憤慨してました。
彼女も私と同時期に唐辛子加工を始めていて「岩出山=なんばんの産地!」協力隊(?)でもある仲間。
だから当然、唐辛子は夢に出てくるくらい見ているので、種類や形が違えばわかる。

が、、、

種やがひどいもんで、現地に2回足を運んだ末に

「いえ、これは○◯とうがらしに間違いない!土壌の肥料バランスでおかしいだけです!」

とのっぱって終わり、、らしい。

こりゃあんまり。

モノを育て、作って、売って、生活する、という実感が想像できないほど大きい会社・・・によるもみ消し。
どこにでもある話だろうけれど、こりゃあんまりにもひどい!
自分の不手際でダメにしたなら諦めもつくが、一生懸命に畑を作り、いざ実がなったらなんだこりゃ!?
というのは、今のウチでも想像するだに恐ろしい。。

俺も不買運動に一票を決意した一日でした。



ap bank fes '12 に行って来ました!ブラボー \(^O^)/!!

2012年08月19日 | 休息・・

朝イチ鳴子へ向かい、クルクル軍団と合流し地元の道の駅をご案内し、
我が家にお招きして村営学校も終幕。

一番は、「立場」ではなく「人」同士で距離を縮められたというのが大きかった。
紙さんとももっともっと話したかったけど、それは次回に持ち越し。少しずつ。

昨夜、二人で夜中まで話しました。

彼の宿題は

「私がよっちゃんなんばんを一万本買ったら何にそのお金を使いますか?」

というもの。

それが震災からこれまでのそれぞれの活動に対する答えでもあり、目的なのかもしれない。
みんなで自問自答してきたものに対する答えに近いのかもしれない。

私が商売に向いてないなーと思うのも、そこらへんにあると、自分では思っているんです。

私も紙さんも自営業をしていて、つまり事業をしているから利益は欲しい。
けど、それで例えばベンツを買おうとか、ワイハーに土地を買おうとか、思わない。思えない。
そういうモチベーションに反応が鈍い。

今で言えば、カミサンが居て、スタッフとしてのノンちゃんがいる。
彼女らが私のよっちゃん農場の力になってくれているから、その「形」を守りたいというのが一番だし、
それは私の持つ価値観に彼女らが共感してくれているからとも言える。
そしてそのよっちゃん農場として外に発信しているモノが、ちょぴっと面白がられているから食えている。
だからそんな面白がられてる価値観をまぜまぜしちゃう仲間を増やしたいと思っているから、そこに投資をしたい。

その共有したい!というモノをはっきりと言えないのがなんとも歯がゆい処でもあるんだけれど、、、




んでもって、昼過ぎ。
大急ぎで支度をして県南へ。
楽しみに楽しみにしていた ap bank fes '12に行って来ましたー!

始めての野外フェス。

ミスチル好きのカミさんも大ハッスル


着いた時には井上陽水が熱唱中!
「少年時代」も良かったけれど、炎天下での「傘がない」もナカナカ。

空き時間に色々周りました。



海山ネット同様、一生懸命な復興プロジェクトも出店しておりました。

商売的なもの、その他でも参考やヒントが盛りだくさん!

腹が減ってしょうがなかったけれど、
どのフードも30分は並ばなくてはならない感じで、それもヤなので持ち込んだお茶をチビチビと飲んで我慢!


なんといっても目的はミスチル。。。




圧巻でした!
野外っていいっす!
自然の景色があるって、ホールとはまた違った良さがあった!
んでもって好きな曲「擬態」「HANABI」と立て続けでテンションがあがる!




クライマックス!
私的に一番の目的だった salyu の生声も聞けたミュージシャン総出の「to U」では感涙の境地!!!!!!!!

変と言われるのは承知の上で、、、
「to U」の歌詞が「今」そして昨日から埼玉日高の人たちと話して来た場面にピッタリしっくりときてまた感涙。
一人(そういう事なんだよなぁ~)と、気分はすっかりbank bandの一員で、桜井さんと肩組んで熱唱!してきました!


復興とか、支援とかではなく、人と人があってこの世がある。
そこに感じたモノがあって今の自分がある。それに尽きる。
それは人に押し付けるものではなくって、まずは自分が素直であること。
だからモチベーションになるのだ。
と思った。



いやー、、カミさんとテンションが上がってしまい、
帰りには夜遅いのにトンカツをガッツリ食い極楽な湯で大汗を洗い流してさっぱり!
最高の一日でした。

、、、来年はあと100メートルステージに近いところでみるぞ!
野外サイコー!






「to U」(bank band) 作詞:桜井和寿 作曲:小林武史

池の水が鏡みたいに空の蒼の色を真似てる
公園に住む水鳥がそれに命を与える
光と影と表と裏
矛盾も無く寄り添ってるよ
私達がこんな風であれたら...

愛 愛 本当の意味は分からないけど

誰かを通して 何かを通して 想いは繋がっていくのでしょう
遠くにいるあなたに 今言えるのはそれだけ
悲しい昨日が 涙の向こうで いつか微笑みに変わったら
人を好きに もっと好きになれるから
頑張らなくてもいいよ

瓦礫の街のきれいな花 健気に咲くその一輪を
「枯らす事なく育てていける」と誰が言い切れる?
それでもこの小さな祈りを 空に向けて放ってみようよ
風船のように 色とりどりの祈り

愛 愛 それは強くて だけど脆くて

また争いが 自然の猛威が 安らげる場所を奪って
眠れずにいるあなたに 言葉などただ虚しく
沈んだ希望が 崩れた夢が いつの日か過去に変わったら
今を好きに もっと好きになれるから
あわてなくてもいいよ

愛 愛 本当の意味は分からない
愛 愛 だけど強くて

雨の匂いも 風の匂いも あの頃とは違ってるけど
この胸に住むあなたは 今でも教えてくれる
悲しい昨日が 涙の向こうで いつか微笑みに変わったら
人を好きに もっと好きになれるから 頑張らなくてもいいよ
今を好きに もっと好きになれるから あわてなくてもいいよ

日高くるくるネット来訪。村営田舎学校&第二回海山教室~震災復興と支援の在り方を考える~

2012年08月18日 | 復興プロジェクト

朝イチでなんばん焼く。100キロ。
辛い方の品種はもう最盛期。中辛がもっとノッてくれないと・・・と思いながら。
朝といえど炭の遠赤効果で汗ぐっしょり。




その足で南三陸へ。

昨年の海の手山の手ネットワーク発足から繋がりが出来た埼玉・日高の人たち「日高くるくるネット軍団」がやってきました。

代表を務める紙さんは無農薬・無化学肥料の自家採種できる野菜や花のタネを販売する「たねの森」を経営する自営業者。
以前からGAIAを通じて知っていて種も買っていたけれど、震災後にリアルに交流が始まりました。
海山がスタートしたところに「東北応援」の声をあげてくれて、それ以来、販売を通じて支えてくれました。
これまでに累計1万枚にせまるほどの新聞バックを世に出してきましたが、お客さん第一号はこの紙さんなんです!

そんな彼が仲間とともに被災地を巡り、もう一度「震災復興を考える機会を」と一泊二日でやって来てくれました。
東北村の村営学校という形でお招きし、現地の私らも共に考えた時間でした。

みんなが初めてという南三陸へ。


先日もお伺いした小野寺さんの畑へお邪魔し昼食。
震災前後の話、そして復活した菊の話を伺いながら手作りのおもてなしを受けました。

海山ネットとして数回伺っているけれど、やっぱり行く度にその「心境」を聞くと、現実の厳しさが伺えます。
「生きる」拠点の住処を失っての仮設での生活。
菊を再開したものの、やはり心の芯からほっと出来る場所を失った、そして今だに新たな場所を作れる見通しの無い現在がどれほどの心労をもたらしているか・・・
こういう厳しさは、実際に感じないとわからないと思う。
震災とか、復興とか、言葉だけは感じ取れないし絶対的な距離がその濃度を薄めてしまうと感じます。

救いだったのは、我々が訪ねて行く事が、良くも悪くも前に進む、未来をもう一度作るんだ!という気持ちを喚起してくれるという話をしてくれた時。
それでもやっぱ、我々と現地でも距離があるし・・・そう言って頂いた言葉がとても重かったですね。。なんとも。








嬉しいことに、みんなが来るというのでプレゼントの花をたくさん用意してくれてました。
折角なのでみんなで花束を作るプチワークショップ、花生産者の仕事を少しだけれど体験できたのは貴重。
少しでも効率良く、という手作り道具もアチコチにあり学びの時間でした。




小野寺さんとお別れした後、
時間も無かったのですが、南三陸中心街だった場所で「感じる時間」を。
夕方近くだったのですが、地盤沈下の影響がすごい。
アチコチの穴から海水が溢れ出し、一面があっという間に侵食されていってました。。。






その後、一行を鳴子温泉までお連れしして大沼旅館に宿泊。
海山ネットメンバーも勢揃いして夕食を共にした後、海山教室。
皆で車座になってザックバランに交流&復興、支援を考える時間。

現地で動く我々も、遠くから応援してくれるクルクル軍団も想いは同じ。

だけども、時間が経つにつれ、日常から、震災があったという事実がだんだんと薄れて来てしまった。。

自分たちは誰の為に、何を目的に今の活動をしているのか、続けるのか。


間違っていけないのは、やるべきだからやっている、忘れてはいけないから喚起し続ける為、ではないということ。

それじゃ、息切れしちゃうもんね。


短い時間だったけれど、素の自分の内面を吐露しあうこういう場が、まずは一番必要だなと思った夜でした。

鍼を打って来ました。

2012年08月17日 | Weblog


畑に負けそうです。

もう真っ盛り!

こっからどんだけ畑に入れるかがウチの勝負どころ!

昨年は欠品しちゃったので、そんな事が無いように最優先で取り組みます。

こればっかりは猛暑で先延ばしには出来ない。

今日は雷との戦い。
幸いにして、雨に降られず作業を終えました。


夕方、もう二人共身体がしんどくって鍼に行きました。
んでもって、舌でわかる体調の見分け方、もぐさを使ったお灸の仕方も教わって来ました。


その後は海山会議。


もう鍼効果でだるいです。。。

明日は早朝から炭でとうがらし焼いた後南三陸→鳴子でワークショップと夜中まで。
今週のピークです!

乗り切るために・・・おやすみなさい!