よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

クックパッドによっちゃん農場。

2018年03月16日 | 自営業


今年もギリギリの確定申告になってしまった今週は久々の東京とんぼ返り出展から、

お弁当、朝夕ネットの総会、連日緊張マックスで今日はようやくホッとひと息。

今日は疲れすぎて動けませんでした。

昨日は初の幼稚園からお弁当を注文頂き、園児用、親御さん用、そして地元地区公民館運営役員のみなさまからと3種類のお弁当でした。



同時に定期市の日でもあり、遅れて出店のつもりが結局は間に合わずでした。



最近道の駅直売所の正組合員になった、温泉卵生産者の野田くんが助っ人に来てくれました。



地元の凍み豆腐の乾燥前の“凍みっぱなし”使った 凍みカツ。今日はエビ、キャベツをサンドしてはさみ揚げ。



さとうファームのトマトはフルーツトマトに変化して甘みアップ。





裏の川べりで収穫したふきのとう。湯がいてツナと合わせて。








今回は初の園児が食べるお弁当ということで、うれしかったのですが喜んでくれるか不安で不安でした。

ジャンボンメゾンの糀入ウインナーでタコさんを作ってみたり、小さな遊びゴコロは忘れずに。

後でご連絡頂いて、想像以上に喜んでもらえたようで充実した日になりました。

地元でもまだまだ知らない方も居るので自己紹介がてら名刺もたくさん配った日でもありました。




その後仙台で今年度お世話になった県の6次化支援事業最期の会議。

県担当の松本さん、プランナー松村くん、デザインのブルーファームにはとてもお世話になりました。



フルパンフレットではないですが、よっちゃん農場の入り口になるパンフレットも無事に完成しました。

また「どうやって使うの?」という声にお応えしていくため、

よっちゃん商品を使ったレシピもクックパッドでどんどん公開していきます。

アクセスが想像以上に伸びていて告知もしてないのにうれしい。ありがたいです。

クックパッド、すごいです。


ので使ってくれている方々にも「こうやったら美味しいよ!」というレシピあったら教えてください。

あとは1年話し合って来たことを形にしていくのは私自身なので、成果を出していけるようにがんばります。




その後は朝夕ネット定期市の総会。所属団体の大トリです。



産物と、生産者に直接会える市として続けて来た市。

とはいえ昨年も出店平均10店舗前後と寂しいので、来てくれるお客さんにもにぎわいをと

出店者を増やす為の入会資格などを話し合いました。

黙って野田くんの名前も出しちゃいましたが、地域に移住しそこで「モノを作る」ということの魅力に触れて

自分もやってみたいという志があってのチャレンジもあっていいじゃないか、とか今のメンバーがお墨付きで推薦できます!という人をなるべくスカウトしていこうという方向です。

今年はちょっと新メンバーを増やしたいです。



会場は昨年に引き続き みんなの食堂 みのわ さん。

普段から朝夕ネットの腕自慢農家の食材を使って頂いています。腕もいいのでどれもとても美味しいです。

例年になく盛り上がった時間になり、いい交流になりました。




今年は花粉もきつそうですが負けずにがんばります。




その先は地域。

2018年03月09日 | 農家ブランド


先日 伊豆沼農産 を会場に,福島からの研修に来た方々を対象に事例発表に行きました。





稲作、養豚から手がけて甘酒やハム・ソーセージを販売するところまで、会社で大きく取り組む、

一方でうちのような家族経営での6次化の話。

何か参考になればありあがたいです。


伊豆沼農産・佐藤企画室長の話はとても参考になりました。

ハード的にはほぼ全てが揃っている中、次にどういう方向へ進むのかという部分では、

規模の大小は関係なく視点はあしもとの地域に向かってるんだなーと思いました。


産物も最近「在来野菜」に取り組む農家が少しずつ増えてきましたが、

地方で取り組む「加工」もその地域と無関係ではありません。

それが「ならでは」という価値になるからでです。


事業終了後、佐藤さんとも少しお話出来ましたが彼女も都市部で仕事をされていて6年前に入社されたそうです。

とても感性がすばらしくだからこそ「地域」へ目が向くのだと思います。

肉とよっちゃんは相性もいいので、県北連合ということで今後も一緒にやれたらと思います。

近々伊豆沼農産直売所でもよっちゃん商品扱ってもらえることになりました。

どうぞよろしくお願いします。





看板の赤豚を使ったランチうまかったです。赤豚はさっぱりと食べれます。

治部煮は初めてでしたが食べやすい。地域の野菜と赤豚使ったせいろ蒸しも絶品でした。

ちょっと値段は高めですが平日なのにお客さんは多く賑わってて活気がありました。


いいご縁を頂きました。

肉肉よっちゃん。

2018年03月06日 | 農家ブランド


このところ上がったり下がったり寒暖の差がキツい。うちで1番頑丈な親父が風邪気味になるくらい。




チョビ隊長は元気。これから山のパトロール最強化期間に入るので期待大だ。



昨夜は道の駅工芸部会の会議。





今はそれぞれがそれぞれ好きな作品を作っているのがほとんどだけど、

先日の総会時に「地域にある素材、ここにしかない!」

という視点で目が向かなかったものをみんなでやってみようと盛り上がり、早速古代米の稲わらを長老正彦さんが入手してくれたので、

その貴重なタネ取りしながら会議。

道の駅の一角に古代米を育て、それを使ってしめ縄などの作品にしようという壮大なテーマ。

地域でも昔ながらのしめ縄保存の動きが地域ごとにあるので関わりが拡がればいろんなアイデアが加わってくるかもしれない。






先日初採りのタケノコ。軽く湯がいてお刺身風に食べました。

1人3切れ。味が濃厚で美味かった。





風邪を引かないようにと今晩は久しぶりに肉。

モヤシと炒めて、よっちゃんなんばんにニンニク摩り下ろしを混ぜてかけて。

これにごま油とすりゴマ足すと焼肉にバッチリ合います。

スタミナつけるにはもってこいなのでお試しください。




間伐終了。

2018年03月04日 | 農家の風景。


今日も快晴。Tシャツでも気持ちいいくらい。

加工場も大詰めだけどカミさんが「行ってきな!」と言ってくれたので山へ。









気温が上がってくると竹林の気持ち良さも倍増。2〜30アールが綺麗になりました。

今日で間伐は終わりにしました。今年も切りも切ったり約1000本。

キレキレだった鉈も刃こぼれしてきたので締めにしました。

不思議なもで、いつも山に入ると目印にする木や竹や地面の凹凸、、、

間伐するとその風景がガラッと変わります。それもまた気持ちいい。

竹の侵食で陽が遮られ立ち枯れしてしまった雑木を切り出したり、収穫がスムーズになるように片付けは合間を見て。

何より5月の収穫に向け一次加工場を作ろうと考えてるので頭を切り替えます。







手を入れた場所を振り返るとうっとりしますが、まだこの10倍以上の面積が藪。

間伐すると気持ちいいので毎年少しずつやっていきます。生きているうちに終わらないかもしれません。


今年はいい筍をたくさん販売したいと思ってます。

昨日ハンター伊東さんが来てくれて話しましたが、これからまた猪が動き出すので戦。

気が抜けません。





ご褒美か、グデングデンに疲れ切って膝をついた斜面で偶然目の前の楢の木の根元に黄色いものが、

掘ってみると筍の芽が。イノシシに続いての筍ゲットです。

こんな時期に採ったのは初めて。大事に頂きます。



命日。

2018年03月03日 | 自営業

本日は気持ちのいい晴天。





地元スコーレハウスでのコンサートスタッフの方々からご注文頂き、週の締めのお弁当仕事。



ありがとうございました。

今週は焼きなんばんをご飯にのせてたら早速リアクションもあり、

もっと作っている加工品も繋げられるようなお弁当にしたいものです。

どうしても、なんばん商品が主力なので苦手な方が居たら、、、と遠慮しちゃいます。





今日は「よっちゃん農場」の由来でもある亡き母の命日。昼に家族で御墓参りに行きました。

いつもお弁当には「定番でしょ!」という事で玉子焼きを入れています。

使用率99%は同級生が経営するふるさと地鶏会の有精卵

母親は先代社長の元でずっと働かせて頂いていて、私も食えるようになるまで、

アルバイトでこの卵の宅配仕事をさせてもらって助かりました。

初めての餌やりでハウスに入った時、100羽を超える鶏が一斉にこっちを見てギョッとした記憶は今でも鮮明です。


一緒に卵宅配部門をやっていたのが今うちの裏の竹林でワナを仕掛けてもらってるハンター伊東さんの奥様です。

今でもそうやって小さな地域の中のご縁の中で暮らしています。

亡き、初代よっちゃんが「農産加工」という選択肢に目を向けなければ自分は今よっちゃん農場をやっていたか?

そもそも農業に興味を持っていたか?

竹林に興味を感じて気持ちよく間伐に汗を流していたか?




お墓に手を合わせながらそんな事を思った、15回目の命日でした。