おはよ・・・っちゅうか、こんばんは。
丑三つ時の Pでつ。
昨日は、半日名古屋で仕事をした後、車を走らせて、
岐阜の佳世ちゃんちへ行ってきました。
3日ほど前、電話の通じない佳世ちゃんに、ハガキで行くことを伝えましたが、返事はなくて、まぁいなけりゃいないで、モモやジャックや(←犬ね)柿の木に会えたらええやと思って、行ってしまいますたのよ。
お昼過ぎ、無事到着でつ。
相変わらず、
不思議な空間でつ。
そろそろと、奥に入っていくと、まずはこいつが出迎えてくれますた。↓
認知症の犬・・・
モモでつ。
ほとんど目も耳も、役に立っていないらしいですが、あたしの気配は感じたようでつ。
で、次に出迎えてくれましたのが、こいつ。↓
ジャックでつ。
愛嬌たっぷりの顔でつ。
で、その次に出迎えてくれたのが、こいつ・・・いや、この人でつ。
後姿ですが、佳世ちゃんの
弟さんです。
(リュウちゃんといいます)
どうやら、コインランドリーで洗濯をしているらしいので、少し待っててということでした。
あたしが来ることは、ご存知のようでした。
よかったです。
しばらく、柿の木について、リュウちゃんの講義を聞いたあと、ついに
佳世ちゃん、登場です。
・・・迷惑そうな顔でつ。
挨拶もそこそこに、
買っていったビールを差し出すと、
佳世ちゃんは、
「あたし、今、
飲めんのやわ・・・」
と言いました。
「生理ですか?」との問いに、
「アホか。もうあがっとるわい。
そうではなくて、実は、タイの
アーユルヴェーダの病院で、体も歯も診てもらったのだけれど、どうもあたしは、アルコールが良くない体質らしいのよ・・・」
などと語り始めました。
(この時点で、すでにあたしには、意味がわからないでつ)
田口君から、おバカのみんなにも流されていたと思いますが、しばらく前から、佳世ちゃんは体調と歯がおもわしくなかったのですね。
その後、治療もかねて、タイで診てもらったら、そういわれたのだすね。
でも、今日会ったところでは、ずいぶんと元気になっているようでした。
(ホントのところはわかりまへんが・・・)
佳世ちゃんが飲めないので、あたし一人で、飲んでおりまひた。
・・・・・と、
「さて、それでは、柿の木の
摘果作業をしよ~!!!」
と佳世ちゃん。
???と思っていましたら、
「今日は、そのために来たんやろ?」
と、すっかり佳世ちゃんペース。
早速、田んぼ仕様のマイカーからゴム長を取り出しまして、作業開始でつ。
こういうものが、車の中に常備してある呉服屋は、めったにおらんのだろうなぁと、一人で感心しておりまひた。
さて、きびしい佳世ちゃんの指導の下、脚立に乗りながら、柿の実を選別して、要らない実を摘んでいきました。
それも終わりまして、再び、ビールを飲むあたしです。
・・・佳世ちゃんとの話は続きます。
あたしは、犬を紹介してくれるというきっかけで、
田口君につれられて、佳世ちゃんと会いました。
去年の秋、柿の木の収穫時に、初めて会いましたが、ソウルフルな人だと感じた以外、佳世ちゃんのことは、ナ~ンも知らなかったのね。
今日はじめて、いろいろな話をして、佳代ちゃんのことを少し知りました。
↑ 風になびく、子供の服です。
佳世ちゃんは、いらなくなった子供服などを、タイをはじめ、世界の人に渡し続けていました。
チェルノブイリの事件があった年からずっとだそうです。
佳世ちゃんの部屋の中は、きれいに洗われた子供服で、いっぱいでした。
「また、行くんだよ・・・」
佳世ちゃんは言いました。
何人か、仲間はいるらしいですが、実際に、20キロの物資を詰め込んだダンボールを何個か持って、現地に行くらしいです。
これまで、大きな組織として援助をしているところに、かかわったりもしたそうですが、お金も物資も、流れがわからなくなっているそうで、今は個人を中心に、現地へ赴くのだそうです。
「
ゲリラのボランティアなんだよ、あたしは。」
いい顔で、佳世ちゃんは言いました。
「来週あたり、ガラパゴス経由で、またタイに行くから、みんなによろしく伝えてね~」
と、佳世ちゃんは言ってました。
あいあい。
佳世ちゃんこそ、元気でいってらっしゃ~い。