ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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花嫁の生い立ち

2009-09-22 10:09:00 | ノンジャンル
おはよ。

連休中日の昨日は、たくさんのご来店をいただきました。

ありがとうございます。

店の中という限られた空間で、それぞれのお客様にはそれぞれのドラマがあり、そのドラマのホンの一瞬ながら、あたしが端役として関わらせていただけるというのは、呉服屋冥利に尽きるのでありました。

着物を通じて、あの方もこの方も、どうぞお幸せになっていただきますようにと、心からお祈りいたしております。


さて、昨日のブログの続きを少々・・・

この度お輿入れいただきます「リカチャン」、ご存知の方も多いのですが、実は北名古屋市最強のHやしさんの奥様が、手作りをされたものであります。

もう随分前からのことと思いますが、リカチャンサイズの着物をご自分で仕立てて、お人形に着せられるのであります。

それを承知で先日奥様にお目にかかった折、「奥さん、Pにもつくってぇ~」とお願いをしたところ、早速に取り掛かってくださったようでした。

そして生まれたのが、昨日のあたしのお嫁さん。

ブログでは、Hやしの奥様に仲人をお願いしたのですが、よ~く考えたら、Hやしの奥様はリカチャンの母親だったわけですね。

大変失礼いたしました。

あぁ、それでは、あらためて仲人を探さなくては・・・と思っていたところ、ブログをご覧になったご当人からメールが・・・

「なんか、リカチャンの表情が悲しく見える..?!
 さて、お嫁入り道具に 喪服を持たせたほうが良いですか?
 結納金、たくさん下さい。

      リカチャンの母より  」


・・・いくら大好きなPのもとに来るとしても、愛するお父さんとお母さんと離れるのは、さすがに悲しくもなるのでしょう・・・(そういう意味ですよね?お母さん)

そして、91歳と81歳の年寄りがいることを察して、喪服の心配までしていただき、ありがたいなぁと思うのでした。(その時のために、黒髪のカツラもください)

結納金のくだりでは、母親のさみしい思いを、冗談でごまかしているというのがあたしには良くわかりましたよ。(そういう意味ですよね、お母さん)

この短いメールに込められた母親の気持ちを感じて、あたしは涙するのでありました。

と・・・そこに、また別の一通のメールが・・・

差出人は、リカチャンのお父さんからでした。(HやしのN木さんね)

本文

「お嫁に行く前にパパは確認しておきました。
 ママのいない間に・・・」



















・・・

・・・

・・・いやぁぁぁぁぁ!!!