ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

じいちゃんとばあちゃんにあたしを見る

2010-07-14 17:15:00 | ノンジャンル
こんにちは。

今日はお仕事仲間との勉強会があったのですが、今朝方ばあちゃんが体の不調を訴えたので、急遽お勉強会は欠席といたしました。

お仲間の皆様・・・失礼いたしました。

さて、そんなバアチャン・・・

何が悪いとかどこが悪いとか、そういうことではないですが、82歳の半身麻痺の新美友子という人間のこれまでの全人格をかけて、それでも己では解決できぬえもいわれぬ不安があるのでしょう。

それは察することができます。

「今日はなんとなく調子が悪い」というわけのわからんものは、心が弱くなっているものにとっては(たとえばバアチャンのような、自覚的にいつ死んでもおかしくないと思われる高齢者)、それは直接的に「」を連想させておりますね。(とあたしは常々感じています)

「死ぬのが怖い」という元を断たないとどうにもならないこの命題を、バアチャンの口から「大丈夫でつ」という言葉で聞いたことはありません。
(頭では理解できたところで、腑に落ちていないと、それはどうにもならぬ不安となるのだと52歳の息子は理解しております)

今日も一日バアチャンのそばにいながら、バアチャンから出る言葉の脈を探っておりました。

・・・

そして思ふ・・・

バアチャンは、死ぬのが怖いわけではないみたい・・・

それよりも、生きている今に対する不満を、彼女は愚痴として吐露しておりました。

82歳の新美友子は、今ここに確実に生きております。

そして、彼女は、もしかしたら明日死ぬかもしれないと思いながらも、明日を信じて生きております。

・・・

あぁ・・・

生きるという原初の形はこれなのだ!


(ジイチャン92歳)がそばで言いました。

「ギリシャのオデッセイでは、人は自然に組み込まれていると説いています。」

・・・

じいちゃん・・・

悪いけど、その意味はよくわからんよ。

でもね・・・

あなたもあたしも、間違いなく生に死を含んでいるということは、理解しています。

そして、今ここの選択であたしとあなたが選べるのは、どう死ぬか?ではなくて、今どう生きるか?ということしかなさそうですよ。

願わくば、あなたもあたしも心穏やかに、「それでも今日、りんごの木を植える」と言えたら良いね。

・・・

ジイチャンとバアチャンが、穏やかでありますように・・・


PS

Dたや様

留守番電話を聞きました。

蓼科合宿の画像削除の依頼ですね。

あれは一番安全な画像だと思っていましたが、もちろん、お受けいたします。

(それ以外は、過激すぎて載せられなかったもの)

ただ、あたしは思ふ・・・

・・・自業自得。

(除名覚悟のブログでつ)