こんにちは。
今日もあっついぞ~。
たまらずに事務所にクーラーを入れました。
あぁ・・・極楽。
さて、昨日のこと。
定休日の朝6時半、亀太郎にまたがりまして早速に発進。
向かうは岐阜県谷汲山であります。
ここに、西国三十三観音の33番目のお寺「華厳寺」があるのだよ。
6月に行きたいと思いながら行けなかった観音巡礼ですが、和歌山にあります1番札所の青岸渡寺に続き、一番近い33番札所の華厳寺なら今いけるか?と思い立ってのお参りでありました。
伊勢湾岸道の湾岸桑名を下りて大垣まで。
ここからしばらく走るとやがて谷汲山到着。
丁度9時ごろ着きました。
長い参道の終点には、立派な山門がありました。
山門の左右には、阿吽像がにらみを利かせております。
そこをくぐると、
しばらく本堂まで石畳の道が続きます。
そして本堂。
とても立派なお堂でした。
早速に中に入ってお参り。
三十三観音巡礼の結願のお寺にふさわしく、そのたたずまいには歴史の重さを感じます。
お堂の中は格天井。そして、今でこそ色あせていますが、その格子一枚一枚には、当時であればさぞやあでやかであったであろう花々の絵が描き込まれておりました。
青願渡寺もそうでしたが、当時のことであれば神仏習合の様式なのだろうと思い、ここでは御祓いの祝詞と般若心経を唱えてお祈りをいたしました。
ご朱印をいただいて(なぜかここではご朱印が3ついただけます)本堂を出ますと、その奥にもお堂が続いております。
いわれはあるようですが、あまり気にせずお参りできる限りお参りしようと本堂の裏手へと参りました。
いくつかを経て、一段と高い所に満願堂というお堂がありました。
巡礼最後のお礼参りをするところかもしれませんね。
で、その横に、「奥の院」と書かれた矢印がありましたので、それに惹かれて御山のますます上へと登ってみる事にいたしました。
端から文字通り谷汲山という御山という覚悟がありますので、亀太郎を降りた時点でトレッキングシューズとステッキに日本手ぬぐいは装備しております。
とは言え、矢印だけのことですから、すぐそこらへんに奥の院があるのだろうと軽い気持ちで登りはじめてみました。
が・・・行けども行けども山道ばかり。
ぜーぜー言いながらやがて現れた道しるべには、「奥の院 1.2キロ」・・・
なぬ?
これはもうトレッキングではなくて、登山です。
覚悟を決めて登るのだ。
丁度御嶽登山みたいに、かなりの急勾配をただただ登り続けます。
ここへ来る時、道中の温度表示では、まだ朝の9時前なのに30度となっておりました。
まして沢沿いの山の中は湿度も高いのだよ。
すっかり汗まみれとなりながら、およそ1時間後奥の院到着。
かなりへばっているのが写真からもわかりますね。
簡素なお堂でしたが、中を覗くと菊の紋章が入った幕があったりして、やはりここは神道の影響もあるのがハッキリしましたね。
ここからあと1キロほど行くと、このお山の頂上らしいのですが、次の予定もあったので今回はこれくらいで勘弁してやりました。
(時間があったら登りたいと思いました)
さて、下り道はありがたいほどラクですね。
やがて下山。
華厳寺を後にして、次は久しぶりに本巣のカヨちゃんに会いに行きました。
実は先日、カヨちゃんから突然の電話がありました。
カヨちゃんからの電話は、大抵が泣きの電話であります。
ということで、話を聞くことしか出来ませんが、聞くだけ聞いてやろうと出かけたのであります。
お昼頃カヨちゃんちに到着。
「カヨちゃ~ん、来たヨ~」
と大声で叫ぶと、家の中から愛犬ジャックとともに相変わらずのルンペンみたいなカヨちゃんが現れました。
道中で缶ビールを2本買ってきたので、それを飲みながら、カヨちゃんの柿畑の中のベンチに座ってお話を聞きました。
この人、いろいろある人です。
もちろん、誰でもいろいろあるですが、わかっていながらついつい貧乏くじを敢えて引いてしまうという性分の人です。
まぁ、そんな人だから、あたしは会いに来たのですが・・・
「カヨちゃん、飯食いに行くぞ」
外食はしないというカヨちゃんを無理やり連れ出して、ルンペンみたいな格好のあたしとカヨちゃんは、近くにあるモレラというショッピングセンターでチャンポンを食べました。
おいしかったよ。
アレヤコレヤのお話を聞くだけ聞いたら、
「あぁ、スッキリした」
とカヨちゃんは言いました。
やがてあたしも帰り支度です。
帰り際、元気でいるんだよとハグをすれば、ボロボロと涙をこぼすカヨちゃんでありました。
淋しがり屋のカヨちゃんでありました。
秋になったら、また「ぴかの柿の木」を見に来ましょうかね。
それまで、体を大事にしていてね。
アッツイアッツイ定休日は、こうして過ぎました。
(大垣を通る時に、Hがわさんのお店に寄ろうと思いましたが、あまりの暑さにくじけました。この次、寄せてね。)
今日もあっついぞ~。
たまらずに事務所にクーラーを入れました。
あぁ・・・極楽。
さて、昨日のこと。
定休日の朝6時半、亀太郎にまたがりまして早速に発進。
向かうは岐阜県谷汲山であります。
ここに、西国三十三観音の33番目のお寺「華厳寺」があるのだよ。
6月に行きたいと思いながら行けなかった観音巡礼ですが、和歌山にあります1番札所の青岸渡寺に続き、一番近い33番札所の華厳寺なら今いけるか?と思い立ってのお参りでありました。
伊勢湾岸道の湾岸桑名を下りて大垣まで。
ここからしばらく走るとやがて谷汲山到着。
丁度9時ごろ着きました。
長い参道の終点には、立派な山門がありました。
山門の左右には、阿吽像がにらみを利かせております。
そこをくぐると、
しばらく本堂まで石畳の道が続きます。
そして本堂。
とても立派なお堂でした。
早速に中に入ってお参り。
三十三観音巡礼の結願のお寺にふさわしく、そのたたずまいには歴史の重さを感じます。
お堂の中は格天井。そして、今でこそ色あせていますが、その格子一枚一枚には、当時であればさぞやあでやかであったであろう花々の絵が描き込まれておりました。
青願渡寺もそうでしたが、当時のことであれば神仏習合の様式なのだろうと思い、ここでは御祓いの祝詞と般若心経を唱えてお祈りをいたしました。
ご朱印をいただいて(なぜかここではご朱印が3ついただけます)本堂を出ますと、その奥にもお堂が続いております。
いわれはあるようですが、あまり気にせずお参りできる限りお参りしようと本堂の裏手へと参りました。
いくつかを経て、一段と高い所に満願堂というお堂がありました。
巡礼最後のお礼参りをするところかもしれませんね。
で、その横に、「奥の院」と書かれた矢印がありましたので、それに惹かれて御山のますます上へと登ってみる事にいたしました。
端から文字通り谷汲山という御山という覚悟がありますので、亀太郎を降りた時点でトレッキングシューズとステッキに日本手ぬぐいは装備しております。
とは言え、矢印だけのことですから、すぐそこらへんに奥の院があるのだろうと軽い気持ちで登りはじめてみました。
が・・・行けども行けども山道ばかり。
ぜーぜー言いながらやがて現れた道しるべには、「奥の院 1.2キロ」・・・
なぬ?
これはもうトレッキングではなくて、登山です。
覚悟を決めて登るのだ。
丁度御嶽登山みたいに、かなりの急勾配をただただ登り続けます。
ここへ来る時、道中の温度表示では、まだ朝の9時前なのに30度となっておりました。
まして沢沿いの山の中は湿度も高いのだよ。
すっかり汗まみれとなりながら、およそ1時間後奥の院到着。
かなりへばっているのが写真からもわかりますね。
簡素なお堂でしたが、中を覗くと菊の紋章が入った幕があったりして、やはりここは神道の影響もあるのがハッキリしましたね。
ここからあと1キロほど行くと、このお山の頂上らしいのですが、次の予定もあったので今回はこれくらいで勘弁してやりました。
(時間があったら登りたいと思いました)
さて、下り道はありがたいほどラクですね。
やがて下山。
華厳寺を後にして、次は久しぶりに本巣のカヨちゃんに会いに行きました。
実は先日、カヨちゃんから突然の電話がありました。
カヨちゃんからの電話は、大抵が泣きの電話であります。
ということで、話を聞くことしか出来ませんが、聞くだけ聞いてやろうと出かけたのであります。
お昼頃カヨちゃんちに到着。
「カヨちゃ~ん、来たヨ~」
と大声で叫ぶと、家の中から愛犬ジャックとともに相変わらずのルンペンみたいなカヨちゃんが現れました。
道中で缶ビールを2本買ってきたので、それを飲みながら、カヨちゃんの柿畑の中のベンチに座ってお話を聞きました。
この人、いろいろある人です。
もちろん、誰でもいろいろあるですが、わかっていながらついつい貧乏くじを敢えて引いてしまうという性分の人です。
まぁ、そんな人だから、あたしは会いに来たのですが・・・
「カヨちゃん、飯食いに行くぞ」
外食はしないというカヨちゃんを無理やり連れ出して、ルンペンみたいな格好のあたしとカヨちゃんは、近くにあるモレラというショッピングセンターでチャンポンを食べました。
おいしかったよ。
アレヤコレヤのお話を聞くだけ聞いたら、
「あぁ、スッキリした」
とカヨちゃんは言いました。
やがてあたしも帰り支度です。
帰り際、元気でいるんだよとハグをすれば、ボロボロと涙をこぼすカヨちゃんでありました。
淋しがり屋のカヨちゃんでありました。
秋になったら、また「ぴかの柿の木」を見に来ましょうかね。
それまで、体を大事にしていてね。
アッツイアッツイ定休日は、こうして過ぎました。
(大垣を通る時に、Hがわさんのお店に寄ろうと思いましたが、あまりの暑さにくじけました。この次、寄せてね。)