ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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無月のBBQ

2009-09-20 15:15:00 | ノンジャンル
こんにちは。

昨日からの大型連休をシルバーウィークと言うらしい・・・ということを、さっきテレビのニュースで知りました。

これからずっと9月のこの時期は連休になるのですか?

・・・そんな事を確かめようともしないあたしでした。(だって、あたしにとっては、結局お休みにはならないんだもの)


さて、昨夜はF・SANGAでBBQ

6時を過ぎたころ、敵Fはわざわざあたしを迎えに来てくれました。

ありがとう。

無月の闇の中、炭が赤く燃えておりました。

7時を過ぎるころの戸外は、思いのほか気温が低く、炎の優しい熱が心地よいほどであります。

そして、気心知れた仲間と飲むお酒もまた、気持ちがよいのでありました。

帰りは、飲まぬSSKさんが、あたしを送ってくれました。

ありがとね。



創業60年のプロなのだ

2009-09-19 10:28:00 | ノンジャンル
おはよ。

皆さま、お忘れかもしれませんが、あたしは呉服屋なのです。(本当です)

そして、秋の訪れとともに、いろいろなご注文をいただく季節となるのです。
(夏の暑い間は、あまり着物の話題が出てこないのですね)

そんな中、20年ほどご無沙汰をしていたお客様からお電話が・・・

「孫に、おじいさんが使った産着を着せてやりたいのだけれど・・・」

どうやらお孫さんが生まれて、かつておじいさんの使われた着物を、縫い直して使いたいというご希望のようです。

おじいさんの着た産着(=初着 ウブギと読みます。生まれたばかりの赤ちゃんが、宮参りと称して、氏神様に挨拶に行く時に着る着物です)・・・というところで、一体どんなものなのかがわかりませんでしたので、早速にお宅へ伺って、拝見しました。

するとそれは、大正時代の古い古い着物が、キレイに洗い張り(着物を解いて、パーツごとに洗って再び縫える状態にしてあることです)をされておりました。

まずは、生地の強度を確かめます・・・大丈夫みたい。

・・・が、いかんせん古い古い着物ですので、今と比べると、サイズと形が少し違うのですね。

お客様を前にして、着物と対話をするあたし。

その間、寸法のこと、仕立てのこと、パーツの不足がないか?など、ここぞとばかり脳ミソが超高速にフル稼働するのでありました。

そして、やがて結論に達します。

「・・・何とかできると思います。やってみましょう。」

これを言った限りは、何が何でもやり遂げないといけませんョ・・・プロだもの

先日のガス欠のおじいさんではないですが、今ここであたしがすることは、全力で引き受けるということなのでした。

断わるということも出来ないことはないのでしょうが、それをやったら、あたしはあたしでなくなるような気がするのだよ。

・・・あたしは、プロの呉服屋なのです。(本当です!)



あなたはだぁれ?

2009-09-18 14:12:00 | ノンジャンル
こんにちは。

このところ、熟睡のせいであまり早起きをしていなかったのですが、今朝は久しぶりに4時半起き。

外は真っ暗。

う~~~む・・・することがない・・・

6時近くになるまでゴソゴソとしていましたが、外が明るくなるのを見計らって、お遍路さん6週目に突入したのでありました。
(朝の早い時間に目の覚める人たち(=そういえば、エバさんも夜中の2時に目が覚めてから、朝までずっと起きていると言っていたな)は、何をしているのだろう・・・?)

こうしてあたしは、お遍路さんの果てのない旅を続けるのだよ・・・アッハッハ。

まぁそれはそれで、楽しいから良しとします。

さて、ちょっと気になることを業務連絡。

皆様から拍手コメントをいただきまして、ありがとうございます。

ところで、この拍手コメントを読むに当たりまして、本文しか読めない仕組みのようで、これまでの中にも、本文だけがあって誰からのものかわからないものが多く見受けられます。
(最近のものでは、SSKさんがくれましたが、さすがSSKさん。「佐々木です」と書いてくれたので、大変よくわかりました。ありがとね。)

せっかくのありがたいコメントですが、発信先がわからないというのは、誠に申し訳ありません。

そこで、もしも、ひょっとして、万が一、ウソでもいいから、拍手コメントをいただくことがありましたら、本文中にお名前を書いていただきますよう、お願い申し上げます。(発信者の欄はあるのですが、反映されていないみたい)

以上、業務連絡として、よろしくお願いいたします。



今朝ほどのお遍路さんでは、7時過ぎに大府から名古屋へ抜ける1号線を走っておりました。

まだ朝も早いであろうと思うのですが、1号線は通勤途中と思われる車で、とても混んでおりました。

日本の経済は、こうした方々のおかげで成り立っていることを感謝しながら、また、あたしの生計も、こうした方々のおかげで成り立っていることを痛感しながら、あまねく穏やかで幸せになる仕組みを考えていただきたいと、新政権に希望するのであります。


関係ありませんが、自民党が河野太郎を総裁に選んだら、次回の選挙では自民党に入れてもええなと思っています。

http://www.taro.org/blog/index.php/archives/1099



捨てる神あれば、拾う神あり

2009-09-17 09:55:00 | ノンジャンル
おはよ。

昨日の出来事です。

定休日の午前中は、一週間分のたまった雑用をやっつけまして、午後には名古屋へと向かう予定でありましたが、しばらく時間がありましたので、亀太郎にまたがりまして久しぶりにお遍路さん

最後の88番札所をお参りしまして、無事に5回目となります満願でした・・・うれし・・・

ささやかなオノレながら、生きとし生けるものが幸せでありますようにという祈りは、通じればもうけものであります。

あまり深い意味があってしているわけではないですが、道中すれ違う人たちの祈る姿も、何かしら心に沁みたりしまして、オノレ自身を見直す機会になったりするのでした。

さて、そろそろ目的地の名古屋へ向かいます。

ガソリンメーターがほぼになっていましたが、これまでの経験で、満タンで380キロは走るはずです。

オドメーターは370キロ

次に見つけたガソリンスタンドに立ち寄りましょうと亀太郎を走らせておりましたら、突然、プスンッとエンジン停止・・・ナヌッ?

・・・なんと、見事ガス欠!

一般道の途中で、亀太郎は動かなくなってしまいましたのよ。

邪魔にならぬように、道の脇に止めて、来た道行く道を眺めてみますが、ガソリンスタンドは見当たらぬ・・・これは困りましたネェ・・・

考えていてもしょうがないので、ガソリンスタンドを見つけるべく、トボトボと歩き始めたPでした。

ガソリンスタンドって、そこかしこにありそうな気がしておりましたが、実際探してみると案外無いもので、道行く人に聞いてみれば、2キロほど先にあると教えてくださいました。

歩くことはいとわぬので、ではそこへと覚悟を決めて再び歩き始めました。

偶然、個人営業らしき車屋さんを見つけたので、ここならと中に入ってみますと、おばあさんがでてきて「今は息子がおらんのだ」とガソリンをいただくことは出来ませんでした。

それからほどなく、道沿いのあるお庭で、おじいさんがスクーターを分解して修理をしているのを見つけました。

万が一を期待して、声をかけてみます。

「すみません。バイクでガス欠をおこしまして、コレからガソリンスタンドへ行くのですが、もしこちらにガソリンがありましたら分けていただけませんか?」

すると、そのおじいさん。

「それなら、これを持って行きなさい。」

と、なにやら家の中からガソリン専用の空の10リットルタンクを持ってきて、なお続けてこうおっしゃるのでした。

「この車を使えばよい。」

それは、おじいさんの愛車であろう軽トラでした。

見ず知らずのあたしに、おじいさんはまるで当然のようにおっしゃいました。

・・・ビックリしたのと同時に、猛烈に感動したのでありました。

お礼を言って、ありがたく軽トラを使ってガソリンを10リットル購い、亀太郎に1リットルほど入れて、おじいさんのところにとって帰ったあたしです。

再びお礼を言って、借りたガソリンタンクを渡すと、まだタンクの中にガソリンが入っていることを知って、

「アンタのバイクには、入りきらなかったのか?」

とおっしゃいます。

「いえいえ、少しあれば、次のガソリンスタンドで入れますから、残りは使ってください。
でも、おじいさん・・・良くあたしに車まで貸してくださいましたね?」

と尋ねると、

「・・・アンタを信用したから。」

と、とても素敵な笑顔で応えてくれました。

・・・あぁ、そうなのだ・・・

しばらく忘れていたものが、ドドーッと心の中に現われた気がしましたよ。

そうして、心からのお礼を言って、おじいさんと別れました。

その後無事亀太郎を満タンにしたものの、1時間以上時間が過ぎていまして、名古屋でのお仕事は急遽断念し、帰宅いたしました。
(お仲間の皆様、無断欠席失礼しました)

この世の中、捨てたものではないですね。

あのおじいさんみたいになりたいと、あたしは素直に思いました。

おじいさん、ありがとうございました。

とても気持ちの良い昨日の出来事でした。