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「ダンスの練習でとても役立つモノ」・・・ICレコーダーに助けられたエピソード

2020年09月23日 | 授業づくり
 「ダンスの練習でとても役立つモノ」・・・ICレコーダーという記事を書いた。

 ICレコーダーには助けられた思い出がある。

 以前、4年生の担任をしていたときである。

 ダンスの練習では、もちろんICレコーダーを使っていた。

 子供達の動きも良くなり、本番でも、きっと楽しく表現してくれるだろうと楽しみにしていた。

 そして迎えた運動会の当日に、信じられないことが起きた。

 プログラムは順調に進み、いよいよ次は4年生のダンスが始まる。

 何と、その時に、CDプレイヤーが動かなくなってしまったのである。

 放送担当の先生は、焦っている。

 どこを触っても動かない。

 子供達は、入場を控えて待っている。

 来賓や保護者も待っている。

 代わりのCDプレーヤーを持ってきて、セットするまでには3~4分はかかるだろう。

 間延びしてしまう。

 ふと、ポケットの中に、ICレコーダーが入っているのに気がついた。

 放送担当の先生に、「ここは何とかします。代わりのCDプレーヤーを持ってきて下さい。」と伝えた。

 
 マイクにICレコーダーを当てて、練習の時と同じように、入場曲をかけた。

 子供達は入場してくる。

 ダンスものびのびと踊った。

 大きな拍手を浴びて終わった。


 観客も子供達も、誰もICレコーダーから流れていることに、気づかなかった。

 トラブルがあったことにも気づかなかっただろう。 
 
 
 ダンスをしている間に、CDプレーヤーの交換をして、その後のプログラムは順調に進んだ。


 このときは、ICレコーダーで練習しておいて良かったと感じた。

 運動会などの行事で恐いのは、放送機器のトラブルである。

 自分が放送担当になった場合は、すべての曲をICレコーダーに入れておき、準備するだろう。

 いざという時のバックアップのためである。

 マイクさえあれば、何とか行事をすすめられる。
 
コメント
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