仕事の道楽化

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野口芳宏先生から教えて頂いた習慣・・・名前を書く

2020年09月12日 | 
 国語科授業の名人である野口芳宏先生には、若い頃から研修会や懇親会の席でたくさん学ばせて頂いた。

 自分の思想や指導技術は、野口先生の影響をかなり受けている。

 おかげで幸せな教員生活を送ることができている。



 野口先生からは、思想や指導技術だけでなく、習慣からも学ばせてもらった。

 その1つが、「持ち物に名前を書く」である。

 筆記用具はもちろん、ノートにも電子辞書にも名前を書いていた。

 達筆で「野口芳宏」と。



 影響を受けて、自分も持ち物には名前を書くようにしている。

 普段使っている4色ボールペン、その他の蛍光ペンから名前ペンまで、ペン類にはすべて書いている。

 A4サイズのシステム手帳にも、ファイルにも、バインダーにも書いている。

 靴にも(内側の目立たないところに)書いている。

 携帯電話には、名前と自宅の電話番号を書いている。

 とにかく物を買ったら、名前を書いてから使用するようにしている。


 この習慣を身に付けることによって、いいことがあった。


 まず、名前を書くことで、愛着が湧く。自分の愛用品だという意識がもてる。

 モノを大事にするようになったと思う。


 また、かなり無駄遣いが減った。

 名前を書いた物をなくすことが殆どない。

 多くの時間を学校現場で過ごしている。

 もし、筆記用具やバインダーなどを、どこかに置き忘れたとする。

 ほぼ確実に、自分のところに戻ってくる。

 もし、名前を書いていなければ、戻ってくることはないだろう。

 大勢が過ごしている場では、持ち主不明で処分されてしまう。

 名前を書いているおかげで、物をなくさず、長持ちさせて使うようになった。

 余計な買い物をすることもない。

 
 「持ち物には名前を書く」

 素晴らしい習慣を教えて頂いた。
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