仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

小骨を取りながら魚を食べる体験をしたことのメリット

2020年09月26日 | 食育
 子供の頃は、魚が苦手だった。

 野菜よりも魚の方が苦手だった。(肉は好きだった)

 魚が苦手な理由は、「骨が多い」である。


 今の子供達は、骨が多いという理由で魚が苦手という子はあまりいないだろう。

 なぜなら、食卓に出てくる魚の殆どは、骨をとってあるからだ。

 自分が子供の頃に出てくる魚の多くは、煮付けか焼き魚だった。

 殆どが丸のまま、もしくはぶつ切りである。

 小骨が多くて、それを取りながら食べるのは大変だった。

 時には、小骨がうまく取りぞけなくて、しかもそれに気づかないで、のどに小骨が刺さるという痛い体験もした。

 ひもじいので、食べないわけにはいかない。



 ただ、この経験のおかげで、箸は器用に使えるようになったと思う。

 また、たいていの魚は、綺麗に食べることができるようになった。



 今の子供達は、小骨で困る体験はあまりしたことがないと思う。

 それは恵まれているようだけれども、鍛えられる機会はなくしていると思う。


 自分で捌いて作ったタチウオの煮付け(小骨多し)を食べながら、そんなことを考えた。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする